あなたは、乾燥による小じわが気になりませんか?
どんな女性も一度は気にしたことがある肌悩みといえば、乾燥による小じわ。
もちろん、その原因はお肌の乾燥です。
幸いなことに、小じわは保湿で予防することも可能です。
また、エイジングケア化粧品による乾燥肌対策で消すことも可能です。
この記事では、乾燥肌による小じわの予防、改善の対策を幅広く取り上げます。
- 乾燥による小じわは、表皮の角質層の水分量減少が原因です。だから、若い世代でも目立ちますが、スキンケアやエイジングケアで消すことが可能です。
- 小じわをもたらす乾燥の原因はさまざまですが、大気の乾燥、加齢、紫外線、間違ったスキンケアなどが主な原因です。また、喫煙などの良くない生活習慣も乾燥肌の原因になります。
- 乾燥による小じわの予防や改善の対策は、お肌を清潔に保つこと、保湿、紫外線対策です。この3つを正しく行うことで予防や改善が可能です。
- メイクを工夫することで、乾燥による小じわを防ぐことが可能です。乾燥肌を防ぐファンデーションを使いましょう。
- バランスの良い食べ物ほか、生活習慣も乾燥による小じわの予防や改善に大切です。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*シワの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
*乾燥肌の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.乾燥による小じわが気になるあなたへ
「乾燥による小じわの原因と改善するための10の対策」をお届けします。
シワにはさまざまな種類があります。
その中で、乾燥による小じわは、20代などの若い女性でも目立つ肌悩み。
もちろん、30代以降のエイジングケア世代でも小じわが目立つ方は多くいます。
乾燥による小じわの原因は、もちろん「お肌の乾燥」
だから、その予防や改善の対策は、お肌を内側からと外側からしっかり、保湿することです。
毎日の保湿ケアでしっかりと乾燥肌対策していれば、乾燥による小じわは防ぐことが可能です。
また、小じわが目立っても、エイジングケア化粧品などで消すことも可能です。
この記事では、乾燥による小じわの原因と、予防、改善、解消のための対策を幅広くご紹介します。
また、おすすめのエイジングケア化粧品をご紹介します。
「乾燥による小じわが目立つので何とかしたい!どんなスキンケアが良いの?」
「どうしたら乾燥による小じわを予防できるの?対策が知りたい!」
「乾燥を防ぐための効果的な保湿の方法を知りたい!アイテムは何が良いの?」
「乾燥による小じわにオススメのエイジングケア化粧品は?教えて!」
「化粧品以外の小じわの対策を教えて欲しい!どんなことをすれば良いの?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<しわ対策のエイジングケア化粧品を選ぶなら!>
<乾燥対策におすすめの化粧品>
乾燥による小じわを消す!
<乾燥による小じわのケアにおすすめのナールスの基本3アイテム>
*ナールスゲン推奨濃度配合UV化粧下地「ナールス ヴェール」
*乾燥による小じわを防ぐクレンジングジェル「ナールス エークレンズ」
<乾燥による小じわ予防に使えるナールスのエイジングケア化粧品「トラベルセット」>
また、小じわ対策を3分間で理解したい場合は、下記の動画をご覧ください。
*小じわを消す3つのエイジングケア|動画で3分間エイジングケア
2.乾燥による小じわとその原因
1)乾燥による小じわとは?
①乾燥による小じわの症状
目尻や口元に小さく刻まれたしわのことを小じわといいます。
また、ちりめんじわや乾燥じわとも呼ばれています。
しわと聞くとエイジングで目立つ肌老化のサインと思いがちですが、小じわは年齢が若くても、乾燥肌や乾燥性敏感肌が原因で目立つことがあるので注意が必要です。
小じわは、目元や口元など皮膚の薄いパーツにできやすいことが特徴です。
こうしたパーツは、Oゾーンとも呼びます。
また、乾燥による小じわがあるお肌は、キメ(肌理)が乱れてお肌に透明感がなくなってしまいます。
<参考記事>
*エイジングケア世代が最も気になる目元の加齢!アンチエイジングは?
②乾燥による小じわは角質層のトラブル
お肌は一番上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっていますが、小じわは表皮のしわです。
さらに、表皮は4層構造であり、そしてもっとも外側にあるのが角質層と呼ばれています。
たった0.02mmという非常に薄い膜である角質層は、外部からの刺激からお肌を守るバリア機能を担っています。
バリア機能が正しくはたらいていれば潤いが保たれ、小じわは目立ちません。
しかし、この角質層のバリア機能が低下すると、お肌が乾燥して小じわが目立つのです。
ただ幸いなことに、このような「シワを消す」ことは難しくありません。
しっかりスキンケアやエイジングケアすることで改善できるのです。
しかし、お肌の一番外側だけなら良いかとケアせず放っておくと、しわが真皮にまで達してしまうことになりかねません。
そうなると消すことができなくなってしまいます。
だから、乾燥による小じわが気になれば、すぐに改善に取り組むことが大切なのです。
2)乾燥による小じわの原因
シワの原因はたくさんあります。
ただし、乾燥による小じわの原因は、まさにお肌の乾燥です。
お肌が乾燥すると、表皮の角質細胞に含まれているアミノ酸や尿素などからできているNMF(天然保湿因子)や、セラミドを50%程度含む「角質細胞間脂質」が減少します。
また、皮膚常在菌のバランスが乱れることも。
その結果、お肌の保湿力が衰え角質の水分の量が減って潤いがなくなり、キメの荒いお肌になって、小じわが目立つのです。
乾燥による小じわを防ぐためには、保湿ケアがとても重要といえます。
お肌が乾燥してしまう原因はさまざまです。主な原因を見ていきましょう。
①間違ったスキンケア
まず、間違ったスキンケアがあげられます。
クレンジングや洗顔の回数を多すぎ、こすりすぎや力の入れすぎによる摩擦、長時間のケアによる負担などで、お肌に本来必要な皮脂などまで取り除いてしまい、肌のバリア機能を弱めてしまっている場合があるのです。
また、化粧品も使い方を間違えてしまうと、逆に乾燥を進めてしまうことがあります。
洗顔ブラシやスクラブ洗顔などは、肌ダメージを与えるのでNGです。
また、美顔ローラーなどの美顔器の使いすぎや毛穴パックで角栓を取るなどもお肌を痛め乾燥を進めます。
その結果、小じわを目立たせることもあります。
お肌を乾燥させないためには、日々のスキンケアを正しく行うことが肝心です。
②加齢
加齢も乾燥肌の原因としてあげられます。
お肌の潤いを保つセラミドは、残念ながら年齢とともに減少していきます。
老化にともなって、お肌は乾燥肌になりやすいのです。
エイジングケアの観点からも保湿が欠かせないことがわかるでしょう。
加齢は、たるみによるしわももたらします。
こちらは乾燥による小じわと違って、エイジングケア化粧品では消すことができません。
③紫外線
紫外線ダメージも乾燥肌の原因です。
紫外線ダメージでお肌が乾燥すると小じわが目立ちます。
さらに、紫外線はもっと怖いたるみやほうれい線、深いしわなど光老化をもたらすのです。
米国皮膚科学会の発表によると、肌老化の約80%が、加齢以外の紫外線など外部環境に影響しているといいます。
加齢よりも光老化のほうが、皮膚の老化の大きな要因だとも考えられているのです。
だから、乾燥による小じわ対策だけでなく、エイジングサインを予防するために紫外線対策も必須なのです。
ほかにも、不規則な生活習慣や外気の乾燥、急激な温度や湿度の変化、花粉などの外的刺激なども乾燥肌の原因となります。
小じわができる目元・口元などはもともと皮膚が薄く、しわができやすいパーツです。
しっかり正しいエイジングケアをすることが、乾燥による小じわを防ぐポイントといえます。
3.スキンケアによる乾燥が招く小じわの6つの基本対策
1)優しいクレンジングで小じわを防ぐ
①刺激の少ない洗浄力が適度なものを選ぶ
小じわの原因であるお肌の乾燥を防ぐためにも、刺激や脱脂力が強すぎないクレンジングを行うことが大切です。
まず、自分の使っているクレンジング剤が乾燥による小じわの原因になっていないかチェックしてみましょう。
クレンジング剤にもいろいろな種類があります。
主なものとしては、次のとおりです。
- オイルタイプ
- リキッドタイプ
- ジェルタイプ
- クリームタイプ
- ミルクタイプ
- バームタイプ
- シートタイプ
- ポイントメイク専用タイプ
水、オイル、界面活性剤、そのほかの成分の配合量によって分類されています。
乾燥肌の場合、基本的にはオイルやリキッドタイプなどのクレンジング剤は避けましょう。
一般的に、オイルやリキッドタイプは洗浄力が高いですが、その分お肌への負担が大きくなります。
オススメは、クレンジングジェルやクリーム、ミルクタイプのクレンジング剤です。
比較的お肌への負担が少なく、乾燥肌をもたらすリスクが少ないことが特徴です。
中でも、アミノ酸系界面活性剤を使った敏感肌向けクレンジング剤やエイジングケア向けクレンジング剤がオススメです。
もし、オイルタイプなら、美容オイルでも使われるアルガンオイルなどの油脂系のオイルを使いましょう。
ミネラルオイル(鉱物油)のクレンジングオイルは、乾燥肌による小じわの原因になるので要注意です。
年齢を重ねたエイジングケア世代の方は、お肌に優しいこれらのクレンジング剤に切り替えることが大切です。
<参考記事>
②クレンジングは優しく行う
クレンジングは優しく行うことが基本となります。
摩擦を与えたり、強い刺激を与える方法はNGです。
特に目元・口元は、皮膚が薄くデリケートな部分なので、ちょっと刺激を与えすぎただけでも角質層がダメージを受けてしまいます。
本来持っているはずのバリア機能を損なわないためにも、ちょうど良い力加減で行いましょう。
クレンジングは、丁寧に行うと同時に手早く済ませることがコツです。
手を洗い清潔な状態にしたら、皮脂量の多いTゾーンから使い始めます。
次に頬などのUゾーン、最後に目元や口元などに優しい力加減でのばしてなじませていきます。
お肌に優しいタイプのクレンジング剤を選んだとしても、メイクを落とすためには少なからず負担がかかる成分が入っています。
そのため、時間をかけすぎないことが大切です。
すすぎを含めて1分程度を目安にしましょう。
メイクがなじんだら、水ではなく33℃前後のぬるま湯で手早く洗い流しましょう。
お肌の乾燥が怖いからと、メイク落しを先延ばしにするのはオススメできません。
メイクアップ製品は油分と水分でできており、いわば油汚れです。
基本的にメイクをしたらその日の内にしっかり落として、顔を清潔な状態に保ちましょう。
正しいクレンジングを行うことで、乾燥による小じわを防ぐことができます。
2)優しい洗顔も大切
クレンジングの次は、洗顔です。ただし、ダブル洗顔不要のクレンジング剤を使えば、このプロセスは不要です。
乾燥肌や敏感肌の方、エイジングケア世代の方は、できればダブル洗顔不要のクレンジング剤がオススメです。
ダブル洗顔を行う場合は、乾燥による小じわを防ぐために、刺激の少ない洗顔料で優しい力加減で行うことがポイントとなります。
アミノ酸系洗浄成分や弱酸性の洗浄成分を使った優しいタイプがオススメです。
洗顔もスピーディに行うことが大切です。
目安として1~2分程度で済ませましょう。
時間をかけすぎるとお肌の負担になり、小じわの原因である乾燥やバリア機能の低下につながってしまいます。
また、洗顔をする時、汚れを落とそうとしてゴシゴシ擦ることはやめましょう。
擦ることによる「摩擦」ではなく、洗顔料の泡で汚れを浮かしてお湯で洗い流すイメージを持つことがポイントです。
洗顔料をしっかり泡立てて、優しく洗うようにしましょう。
順番としては、クレンジングと同じく皮脂の多い額や鼻のTゾーン、そして頬やあごなどのUゾーンと進めていきます。
目元・口元は最後に洗いましょう。
すすぎは回数も重要です。多くても20回、できれば10~15回程度にとどめて行いましょう。
ただし、泡が残っていると肌トラブルの原因となりますので、しっかりすすぐことが大切です。
なお、シャワーを直に顔に当てて洗い流すのは、刺激が強すぎるので避けてくださいね。
両手でぬるま湯を掬い、顔にパシャパシャとかけるようにしてすすぎましょう。
3)保湿化粧水で小じわを予防
①まずは、化粧水で保湿
クレンジング、洗顔を済ませたら、しっかりと保湿ケアを行いましょう。
正しい方法でクレンジングや洗顔を行うことで、化粧品の有効成分がお肌に浸透しやすくなります。
まず、保湿化粧水またはエイジングケア化粧水でお肌を潤しましょう。
小じわを予防したいなら、化粧水の成分に着目することも必要といえます。
年齢を重ねるほど、お肌に優しく保湿力が十分な成分が含まれた化粧水の使用がオススメです。
化粧水ランキングや口コミだけに頼らず、成分をしっかり吟味して選びましょう。
化粧水に適した成分は、水溶性の成分です。
シワを防ぐエイジングケア化粧品成分には、ナイアシンアミド、水溶性ビタミンC誘導体(VCエチルなど)、両親媒性ビタミンC誘導体(アプレシエやセラミドプロモーター)、ナールスゲン、ネオダーミルなどがあります。
なお、エイジングケア世代の方は、収れん化粧水などを避けアルコールフリー化粧水を選ぶことをオススメします。
<参考記事>
*シワ対策のエイジングケア化粧水!選び方の3つのポイントと使い方
*しわケアにおすすめの化粧水!ランキングの高い人気&売れ筋11選
*ナールスゲン配合の化粧水の選び方で失敗しない5つのポイントとは?
②化粧水のつけ方
化粧水の使い方、つけ方のポイントをご紹介します。
化粧水をつけるタイミングとしては、洗顔後すぐに行いましょう。
まず、適量を手のひらにとります。ここで大切なのが適量を守ることです。
お肌を保湿したいからと、適量以上の量を使用する人がいますが、残念ながら多く使ったからといってよりお肌が潤うわけではありません。
お肌に浸透する量には限りがあり、それ以上与えると、むしろ浸透しきれなかった化粧水が蒸発する時に、お肌が本来持っていた水分も一緒に蒸発してしまう危険性があります。
化粧水の箱や使用説明書に適量の記載がありますので、しっかり量を守って使用しましょう。
片手に適量をとったら両手のひら全体に広げます。
そして、顔の中心から外側へ、手で顔を包みこむイメージでのばしていきましょう。
乾燥による小じわを予防する最大のポイントは、小じわができやすい目元や口元にのばす時に、指の腹でそっと押さえるように優しい力加減で塗布することです。
デリケートな部分だけに、余計な力が入ると、負担となってしまいます。
もし不安な時は、小指や薬指など、力が入りにくい指を活用する方法がオススメです。
コットンなどでパッティングする方法は、刺激が強くなってしまうのであまりオススメできません。
お肌に化粧水の成分を届けるように、ハンドプレスで優しくじんわりと染み込ませましょう。
<参考情報>
*化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?
4)小じわが目立つなら美容液や保湿クリームで改善
①なぜ小じわの対策に美容液や保湿クリームが必要?
必ずしも、すべて使う必要はありませんので、肌質や季節で使い分けましょう。
特に、乳液と保湿クリームはどちらか一方で十分です。
なぜ、化粧水だけで保湿できないかといえば、保湿ケアには次の3つのプロセスがあるからです。
- 水分を与える(Give Water)
- 水分を保持する(Keep Water)
- 水分の蒸発を防ぐ(Cover Water)
化粧水は主に「水分を与える」役割に優れていますが、「水分を保持する」成分の濃度はそれほど高くなく、油分はほとんど含まれないので、油膜で「水分の蒸発を防ぐ」ことはできません。
そこで、水溶性の化粧水でお肌を潤わせた後に、「水分を保持する」成分が凝縮された美容液や「水分の蒸発を防ぐ」油分が多い保湿クリームを使用し、乾燥による小じわを防ぐ必要があるのです。
特に、冬は保湿クリームを使って十分に保湿することで乾燥を防ぎ、小じわを予防しましょう。
②乾燥による小じわ対策の美容液や保湿クリームはどう選ぶ?
美容液ランキングや保湿クリームランキングだけに頼るのではなく、しっかり成分を理解することがポイントです。
エイジングケア世代の女性の保湿のために補って欲しいのは「セラミド」です。
セラミドは、水分を挟み込んでしっかり保湿することでバリア機能をサポートしてくれます。
保湿効果の高いセラミドは、グルコシルセラミドなどの植物性のものを除けば「脂溶性」のため、セラミド化粧水ではなく、セラミド美容液やセラミドクリームがオススメです。
中でも、人のお肌のセラミドと同じ構造を持つ「ヒト型セラミド」がオススメです。
保湿クリームに合う油溶性成分(エモリエント成分)としては、シアバターやスクワランなどもオススメです。
美容液や保湿クリームを上手に使って、乾燥による小じわの予防や改善を心がけましょう。
また、しわケア美容液やしわケアクリームおすすめのエイジングケア化粧品成分は、ニールワンやレチノールやレチノイン酸トコフェリルなどのビタミンA誘導体があります。
ほかにも、コエンザイムQ10、プラセンタ、ビタミンE誘導体、エルゴチオネイン、リコピン、フラーレン、ブドウエキス、レスベラトロール、金コロイドなどの酸化を防ぐ成分もおすすめです。
5)美容オイルでも小じわ対策ができる!
美容オイルを活用することも、乾燥による小じわ対策に効果的です。
美容オイルは、オイル以外の成分を含まず、100%美容オイルとして保湿ケアにおける「水分の蒸発を防ぐ」役割に絞ったものをさします。
念のためにお伝えしておくと、美容液と美容オイルは違います。
美容液が得意なのは、「水分を保持する」ことであり、美容オイルが得意なのは、「水分の蒸発を防ぐ」ことです。
役割が違いますので気をつけましょう。
美容オイルを使うと、角質層に浸透しお肌の油分を増やすことで角質細胞間脂質をサポートしてくれます。
お肌をふっくらさせ、ハリやツヤが増すので小じわ対策ができます。
基本的にスキンケアの最後の仕上げとして、化粧水、美容液の後に使いましょう。
「洗顔後、美容オイルを先に塗って、後から化粧水をつけると肌になじみやすい」という情報が流布していることがありますが、水と油は本来混ざりにくいものです。
中にはこの情報を信じている方もいるようですが、先に美容オイルを塗った後から化粧水をつけると、化粧水の成分が油分によって妨げられ、浸透しにくくなる可能性があります。
このため、美容オイルは最後に使うことをオススメします。
スキンケアアイテムの役割は、次の表を参考にしてください。
<さまざまなスキンケアアイテムの保湿の役割>
6)紫外線対策も小じわ対策
乾燥による小じわを生じさせないためにも、紫外線対策もとても重要です。
ただし、日焼け止めは、目元や口元などの皮膚が薄いパーツへの厚塗りを避けるほうが望ましいと考えられています。
対策方法としては、UVケア効果のあるファンデーションを薄く塗る、もしくはパウダーをはたいておくと良いでしょう。
目元にはUVカット機能付きサングラスを活用することも有効ですし、帽子や日傘を活用して、できるだけ紫外線を避ける方法も効果的といえます。
紫外線は1年中降り注いでいますので、秋や冬も紫外線対策を習慣づけましょう。
日差しが強い夏場は特に入念なケアが求められます。
また、紫外線は屋内に居ても届いていますので、室内にいることが多い場合でも、ケアを忘れないことが大切です。
なお、紫外線対策については、次の記事も参考にしてください。
*外出時の紫外線による日焼けのアフターケアはビタミンACEで!
<紫外線だけでなく近赤外線&ブルーライトを吸収してカットするアイケアメガネ!>
<実際にアイケアメガネを使った感想は?>
*紫外線・近赤外線をカットするアイケアメガネを40代美女が試着
4.知っておきたい!小じわ対策にための春や秋の乾燥肌ケア
春や秋といえば、気温、湿度ともに適度で過ごしやすい季節です。
だから、春の乾燥肌対策や秋の乾燥肌対策を油断して小じわが目立つこともあります。
ここでは、春と秋に特に気をつけたいポイントをご紹介します。
1)春に気をつけたい乾燥による小じわの原因
春は、引っ越し、人事異動、進学、就職ほか、何かを始めたりすることで、新たな出会いや環境変化が多い季節です。
そんな環境変化でストレスが溜まり、ホルモンバランスが乱れてしまうことがあります。
そのため、お肌の乾燥の原因になったり、一時的な敏感肌である「ゆらぎ肌」になることもあります。
その結果、小じわが目立ってしまうことになります。
また、春は次のようなリスクもあります。
- 花粉の飛散、黄砂や5などで、アレルゲンの攻撃にさらされやすい
- 春風が強い日もあり、その日は特にお肌が乾燥しやすい
だから、花粉による肌荒れ「花粉症皮膚炎」などのリスクも高くなります。
そのため、春といっても油断せず、乾燥による小じわ予防を意識することが大切です。
2)秋に気をつけたい乾燥による小じわの原因と対策
秋は、とても過ごしやすい季節ですが、夏の紫外線を多く浴びたダメージでお肌が疲れていたり、汗をたくさんかいたことで、天然保湿因子(NMF)などの保湿成分を奪われてしまうことがあります。
こうした肌状態は、夏老け肌や肌疲労、秋枯れ肌と呼ばれますが、お肌が乾燥していることが多いのです。
そのため、秋でも小じわが目立つことがあるのです。
また、イネやブタクサの花粉は、秋のシーズンに飛散します。
だから、秋も花粉による肌荒れや乾燥による小じわ予防を意識することが大切です。
5.メイクで乾燥肌対策も小じわの予防
乾燥肌対策になるファンデーションなどメイクを選ぶことで、小じわ予防に役立ちます。
基本的にはナチュラルメイクがオススメです。
濃いメイクをしてしまうと、メイクそのものが肌の負担になりますし、どうしても洗浄力の強いクレンジング剤を使う必要性が高まります。
お肌へのダメージを最小限に抑えるためにも、薄めのメイクを心がけることをオススメします。
メイクが薄ければ、クレンジング剤などもマイルドな使い心地のもので十分にメイクオフすることができます。
ファンデーションは、肌への密着度が高く毛穴を塞いでしまうリキッドやクリームタイプよりも、美容成分や保湿成分が配合されたパウダーファンデーションが推奨できます。
メイクが濃くなりがちなアイメイクは、メイクをする前に十分に保湿しておくことがポイントです。
唇の縦ジワを予防したいなら、口紅は、低刺激で香料が添加されていないものを選ぶと良いでしょう。
このように、メイクを工夫することで、乾燥肌対策に役立てるとともに小じわを予防しましょう。
もちろん、メイクを上手に行うことで乾燥による小じわを隠すことも可能です。
<参考記事>
*40代の気になる目元のシワを目立たせないメイクポイントの動画紹介
*60代のほうれい線や口元のシワを目立たなくするメイク術|動画
6.日常生活で考える5つの小じわ対策
1)食べ物・飲み物で乾燥を防いで小じわ対策
食生活も、お肌の乾燥を防いで小じわを予防するための重要な要素です。
乾燥を防ぐ食べ物や飲み物をバランスよく摂れば、潤いのあるお肌につながります。
お肌の乾燥を防ぎたい時に積極的に摂りたい栄養素としては、ビタミンA、B、C、Eなどのビタミン類、そして亜鉛や鉄などのミネラルです。
良質のたんぱく質も美肌を育みます。
具体的な食材としては、納豆などの大豆製品や、パプリカ、アボガドなどの野菜、魚であればいわしやあじなどがあげられます。
飲み物は基本的に温かい飲み物を選んで飲むようにしましょう。
からだを温めることで、血行を促進し、冷え性を改善して免疫力を高め、お肌のバリア機能にもよい影響が期待できます。
具体的な例をあげると、生姜湯やハーブティーがオススメです。
もちろん特定の食べ物や栄養素を偏って摂るのではなく、バランスの良い食べ物を摂ることが美肌の基本です。
また、小じわの予防や美肌のためには食べ方も大切です。
食べ物による小じわの対策については、次の記事も参考にしてください。
*アーモンドを食べる習慣のある人は顔のシワが少ない?研究結果発表!
*スーパーフードはアンチエイジング・美容・ダイエットに効果!
2)良質な睡眠で小じわを予防
睡眠不足は、お肌の新陳代謝の低下のもとです。
十分な睡眠が確保できないと、成長ホルモンの分泌が活発化せず、お肌のターンオーバーに影響が出てしまうのです。
だから、乾燥による小じわだけでなく、肌老化の原因になってしまいます。
代謝を促進する成長ホルモンの分泌は、就寝後の2~3時間で最も活発になるといわれ、毎日しっかり熟睡することで、新陳代謝が活発化してお肌のターンオーバーが促進されます。
美肌を育むためにも、睡眠は十分にとるようにしましょう。
なお、寝る前はスマホなどの強い光がでるものを避け、リラックスできる環境を整えることも大切です。
詳しくは、「夜の上手なスキンケアとエイジングケアでハリ・ツヤ美肌!」や「美肌は質の高い睡眠中に作られる!3つのホルモンを活かす4つの対策」をご覧ください。
3)小じわ対策には、お風呂や温泉も活用
からだが冷えてしまうと、お肌のターンオーバーの遅れやバリア機能低下の原因にもなります。
血行促進のためにも、湯船につかりからだを温めることが効果的です。
また、心理的にもリフレッシュするので、リラックス効果もあります。
スッキリした気分とともに小じわの予防や改善につながります。
しかし、お風呂や温泉は、気をつけないと乾燥肌になるリスクもあるのです。
入浴時間が長いと、肌の水分は蒸発し、乾燥しやすくなります。
また、41度以上の熱すぎる温度での長時間入浴は控えましょう。
38度〜40度で10分から15分程度の入浴がオススメです。
さらに、温泉は中性、弱アルカリ、弱酸性の温泉がオススメです。
詳しくは、「乾燥肌、敏感肌の方のためのお風呂・温泉の入り方」をご覧ください。
4)お部屋の加湿で乾燥を防ぐ
エアコンの使用で部屋が乾燥すると、お肌が乾燥しやすくなります。
お肌の潤いを保つためには相対湿度が60〜70%がベスト。
50%以下になると乾燥肌のリスクが上がります。
小じわ予防のためには、適度な加湿で肌の乾燥を防ぎましょう。
部屋の加湿は、特に冬の乾燥肌を防ぐうえで大切です。
逆に、夏のエアコンも夏の乾燥肌の原因になってしまうので要注意です。
具体的には、加湿器などを利用するほか、自分の机周りやいす周りに濡れタオルやハンカチをかけておくなどの工夫で加湿できます。
ただし、加湿しすぎるとカビなどの原因になりますので、注意しましょう。
詳しくは、「エアコンによる乾燥肌には保湿と加湿~冬のエイジングケア~」をご覧ください。
7.小じわの対策にオススメのエイジングケア化粧品
エイジングケア世代の方のためにオススメのエイジングケア化粧品がナールス化粧品です。
主力成分ナールスゲンを配合する場合は、すべて「推奨濃度」で配合しています。
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、シワを防ぐヒートショックプロテイン70、コラーゲンを美しい形にするートショックプロテイン47、酸化を防ぐグルタチオンを増やします。
また、次の3つが、すべてのアイテムに共通する特徴です。
- アルコール(エタノール)を配合しないノンアルコール化粧品
- 無香料・無着色
- エイジングケアにとって不要な成分や刺激の強い成分は極力配合しない
乾燥による小じわを防ぐには、お肌に優しい化粧品を使うことも大切です。
ナールスは、乾燥による小じわを予防し、エイジングケア世代の女性の美肌を応援するエイジングケア化粧品で、8つのアイテムがあります。
- 敏感肌でも使えるオイルフリーのクレンジングジェル
「ナールス エークレンズ」 - 天然パパイン配合!精密蒸留による良質な石けんで作った酵素洗顔パウダー
「ナールス フォーム」 - プロテオグリカンと両親媒性ビタミンC誘導体(APPS)に加えて、ナールスゲン推奨濃度配合のエイジングケア化粧水
「ナールス ピュア」 - ネオダーミル、プロテオグリカン、ヒト型セラミドに加えて、ナールスゲン推奨濃度配合のエイジングケア美容液
「ナールス ネオ」 - 3種のヒト型セラミドとシアバターに加えて、ナールスゲン推奨濃度配合のエイジングケア保湿クリーム
「ナールス ユニバ」 - リンパ管ケア成分「キュアパッション」とナールスゲン推奨濃度配合のバイオセルロース製のフェイスマスク
「ナールス リジェ パーフェクトマスク」 - ナールスゲン推奨濃度配合のノンケミカルの日焼け止め「ナールスヴェール」
ダマスクローズを50%の超高密度で配合、さらにナールスゲン推奨濃度配合のハンドクリーム
ハンド美容ジェル「ナールス ロゼ」
8.まとめ
乾燥による小じわの原因と、予防、改善、解消のための対策を幅広くご紹介しました。
また、おすすめのエイジングケア化粧品をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
乾燥による小じわは、乾燥肌を予防したり改善すれば消すことができます。
ただし、乾燥肌の原因はたくさんあるので、1つ1つ原因をなくしていくことが乾燥による小じわの予防や改善の対策になります。
その基本は、お肌を内側からと外側からしっかり、保湿することです。
毎日のスキンケアやエイジングケア、そして生活習慣で保湿ケアをしっかり行えば、乾燥による小じわは防ぐことが可能です。
また、エイジングケア化粧品などでも小じわを消すことが可能です。
この記事「乾燥による小じわの原因と改善するための10の対策」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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