目の下のたるみもエイジングケア世代の女性を悩ませる肌悩みの1つ。
あなたは、目の下のたるみのお悩みはありませんか?
アラサーやアラフォーなど年代の区切り前後では、いろんな肌悩みが気になりますね。
もし、あなたが、目の下のたるみが気になるなら、この記事は、悩みの撃退にお役に立つことができます。
この記事では、目の下のたるみの原因から、予防、改善、解消のための対策まで幅広くご紹介します。
また、目の下のたるみを予防するエイジングケア美容液をご紹介します。
なお、各章ごとにまとめをつけているので、まずはそこだけを読んでいただいても結構です。
- 目のまわりは顔の中でも特にお肌がデリケート。目の下のたるみを防ぐための方法は、優しくて丁寧なエイジングケアです。
- 目の下のたるみの原因は大きく3つあり、互いに絡み合っています。その3つとは、真皮の衰え、眼窩脂肪の肥大化・突出、眼輪筋の衰えです。
- 目の下のたるみを促進する要因は複数ありますが、予防を意識した対策が可能です。スキンケアやエイジングケアでは、保湿、紫外線対策、正しい方法による洗顔・クレンジングが基本です。
- エイジングケア化粧品も上手に使えば、目の下のたるみ予防につながります。肌質や肌状態に合うよいものを選びましょう。ただし、ひどい状態を改善することはできません。
- 目の下のたるみの解消のための美容医療は、さまざまな種類があります。信頼できる医師と相談の上、しっかりと理解、納得して自分に合う方法を選択しましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*目の下のたるみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.目の下のたるみが気になるあなたへ
「目の下のたるみの予防と改善・解消!全てが学べる7つのポイント」をお届けします。
目の下のたるみは、顔のたるみの中でもエイジングケア世代に多い肌悩みの1つ。
ほうれい線などと同じで、年齢を重ねると誰でもお肌はたるみがちになり、老け顔に…。
中でも、目の下のたるみや下まぶたのたるみ、目袋があると、表情はより老けた印象になります。
男性でも美しい女優さんや芸能人でも同じですね。
目の下のたるみがあると見た目年齢も上がってしまいます。
そんなお肌は美肌とはいえません。
そんな目の下のたるみは、早く改善または解消したいですね。
目の下がふくらむだけでなく、ふくらみが二重になったり、また、ふくらみとくぼみが近くにあって老け顔になると悩みが大きくなります。
そんな目の下や目元のたるみが完全には消えなくても、少しでも改善すればウレシイですね。
そのためには、原因にアプローチする対策や予防のためのエイジングケアが大切。
効果的なエイジングケアを実践すれば、ある程度までは、目の下のたるみの改善が可能。
しかし、ひどくなると、取るためや解消のためには美容医療が必要です。
「目の下のたるみってエイジングケア化粧品で解消できるの?できないの?」
「ためしてガッテンで紹介された目の下のたるみを取る方法って?教えて!」
「最近の美容医療は、どんな方法で目の下のたるみを改善するの?安全性は?」
「どんな方法なら目の下のたるみは、完全に解消できるの?」
「日常生活で気をつけることは?どうすれば予防できる?」
などに興味がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな目の下のたるみの疑問にしっかりお答えします。
また、目の下のたるみを予防するエイジングケア美容液をご紹介します。
ところで、目の下のクマの中でも、黒クマはたるみが原因なのです。
だから、目の下のクマの対策と目の下のたるみの対策はよく似たものになります。
この記事を通して、目の下のたるみの原因と予防、改善、解消のための対策を、幅広くしっかりとお伝えします。
本気で、目の下のたるみの対策やエイジングケアに取り組みたい方は、ぜひ、読み進めてください。
きっと、あなたの目元を健やかで美しくキープするための具体的な方法が見つかるはずです。
なお、目の上のまぶたのたるみやしわについては、「まぶたのたるみやしわの3つの原因を避ける予防・改善の対策の全て!」をご覧ください。
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2.目の下のたるみの原因は?
目の下の皮膚は薄いので、刺激に弱く、乾燥しやすいことが特徴です。
また、目元や目周りには、真皮、眼輪筋(がんりんきん)、眼窩脂肪(がんかしぼう)、眼窩隔膜(がんかかくまく)があります。
目の下のたるみの原因を理解するには、こうした構造を理解しておくことも大切です。
<たるみのない目の下・ある目の下>
たるみをはじめお肌悩みの多くは、お肌の老化のさまざまな原因が絡み合っています。
目の下のたるみの原因は、目のまわりの機能で考えれば、大きく3つに分けることができます。
これは、顔のたるみとも共通する原因です。
目の下のたるみの原因の1つ目は、目の下の皮膚、中でも真皮の衰えです。
目の下のたるみの原因の2つ目は、眼窩脂肪の突出です。
そして、最後、3つ目の原因が、目の下の表情筋である眼輪筋の衰えです。
さらに、目の下のたるみを促進する要素もたくさんあります。
たるみが原因の肌老化といえば、ほうれい線やゴルゴライン、マリオネットライン、たるみ毛穴などですが、目の下のたるみも基本的には同じです。
だから、簡単に取ることはできません。
それでは、目の下のたるみの原因を1つ1つチェックしてみましょう。
1)真皮の衰えが目の下のたるみの原因
真皮は、加齢や紫外線の影響で衰えます。
真皮は、線維芽細胞とそれを取り巻く細胞外マトリクスと呼ばれる成分、すなわち、お肌のハリや弾力を維持するコラーゲン、エラスチン、潤いを保つヒアルロン酸やプロテオグリカンで構成されています。
線維芽細胞は、これらの細胞外マトリクスをつくる細胞です。
年齢が高くなると、線維芽細胞が減ったり、活力が低下することで、コラーゲンをはじめとする細胞外マトリクスの量が減ってしまいます。
また、紫外線のダメージでも、真皮が衰え、細胞外マトリクスが変性したり、減ったりします。
<衰えた肌と若々しい肌>
つまり、真皮の機能低下によって、皮膚の弾力やハリを支えられなくなり、たるみの原因になってしまうのです。
私たちは、目の下のたるみをはじめ、肌の老化の状況を年代別で表す指標「エイジングインデックス」を考案しました。
年代別の真皮の衰えもそれを見ると理解しやすくなります。
エイジングインデックスと年齢とコラーゲンやエラスチンなどの関係については、「エイジングインデックスはエイジングケアの道しるべ!肌老化を数値化」をご覧ください。
2)眼窩脂肪の肥大化・突出が目の下のたるみの原因
眼球の下には、本来は、クッションのようにはらたく眼窩脂肪があります。
しかし、これが、加齢によって衰えることで肥大化し、皮膚から突出してしまう場合があります。
そうなると、真皮や眼輪筋で支えることができなくなって、重量で下向きに垂れてしまいます。
これが、目の下のたるみの原因になるのです。
3)眼輪筋の衰えが目の下のたるみの原因
目の下は、眼輪筋によっても支えられています。
しかし、加齢によってこの筋肉が衰えると、眼窩脂肪を支えることができなくなって、たるみの原因になってしまうのです。
このように、真皮、眼窩脂肪、眼輪筋のそれぞれが衰えることで、目の下のたるみが目立つようになるのです。
人によって、どの原因の影響が大きいかの差はありますが、老化による目の下のたるみは、何らかの形で3つともが関係している場合が多いのです。
だから、改善したり取ることが難しいのです。
4)そのほかの目の下のたるみを促進する要因
目の下のたるみをもたらす原因はほかにたくさんあります。
知らない間にやっていないかセルフチェックしてみてくださいね。
①目元の乾燥
目元の乾燥で小じわができることなども、目の下のたるみを加速する要因となります。
目元のお肌は年齢とともに乾燥しやすくなるので、特に保湿はしっかりと行いましょう。
また、アイメイクのし過ぎやメイクを十分落とさないことで、ドライアイを引き起こすリスクも増えるので、この点にも注意しましょう。
②目の酷使でたるみが?
目の酷使も目の下のたるみを加速する要因となります。
パソコンやスマートフォンを長時間使い続けると、筋肉が疲れます。
また、血行が悪くなってしまうこともあります。
スマホと目の下のたるみの関係については、「スマホ習慣がたるみやシワ、老け顔の原因!美肌への影響は?」や「テレワークやマスクをしているときのメイクと目を守る対策」を参考にしてください。
③紫外線による光老化で目の下のたるみに!
紫外線は、シミの原因になるだけでなくコラーゲンやエラスチンを破壊します。
目の下の皮膚は薄いので、紫外線ダメージが大きいのです。
真皮が光老化で衰え、目の下のたるみを進ませてしまいます。
特に、波長の長いロングUVAは要注意です。
また、最近ではブルーライトや近赤外線も目の下たるみの原因として注目されています。
さらに、最近では、ニトロ化が老け顔をまねく光老化の原因であることもわかってきました。
④睡眠不足でも!
睡眠不足は、お肌全体に悪い影響を与えますが、目の下のたるみも加速させてしまうリスクがあります。
なぜなら、ストレスが増えて活性酸素が過剰に生まれたり、成長ホルモンの分泌が減って、お肌のターンオーバーにも悪影響を与えてしまうからです。
また、睡眠不足はメラトニンやセロトニンの分泌を下げるので、お肌の老化を促進します。
だから、ほかのパーツのたるみにも影響します。
⑤誤ったクレンジングや洗顔も目の下のたるみの遠因
クレンジングの際に強く擦ったり、刺激の強いクレンジング料を目の下に使うと、セラミドを落としすぎてお肌のバリア機能を低下させるリスクがあります。
洗顔でも同じことがいえます。
刺激の強い洗顔料や誤った洗顔は、目の下のたるみのリスクです。
誤ったクレンジングや洗顔を続けると、目の下の皮膚が薄くなってしまって、たるみが目立ってしまうことになります。
スクラブ洗顔、ピーリング洗顔、酵素洗顔を過度に行うことも、目の下のたるみを招いてしまうので注意が必要です。
⑥むくみや冷えによるたるみもある!
筋力不足、水分太り、塩分の摂りすぎ、冷え性やいつも目元が腫れがちな方は、むくみによるたるみが起こるリスクが高い方です。
だから、顔のむくみには要注意です。
また、冷え性やからだ以上に顔だけが冷えてしまう「顔冷え」も、目の下のたるみの原因でもあるのです。
⑦コンタクトレンズでも目の下のたるみに!
コンタクトレンズを取り外すときも、目尻や目の下を引っ張るなど強い摩擦や刺激を与えると、目の下のたるみの原因になってしまうことがあります。
取り外しには注意しましょう。
⑧刺激の強い化粧品の使用
アルコールの配合濃度の高い収れん化粧水やふき取り化粧水は、刺激が強いので乾燥肌を助長させます。
また、美白成分はメラニンを抑えるために刺激の強いものもあります。
だから、美白化粧水も刺激が強いものがあります。
ほかにも、合成着色料、合成香料、合成界面活性剤なども刺激の強いものがあります。
さらに、PGも刺激の強い成分の1つです。
これらの成分を配合した化粧品は、目の下のたるみの原因になったり悪化させるリスクがあります。
⑨急激なダイエット
急激なダイエットは、たんぱく質などの栄養素の不足の原因になります。
目の周りの筋肉や筋力が低下して目の下のたるみの原因になることがあります。
⑩頭皮のたるみ
頭皮のたるみも顔のたるみの原因になるので、目の下のたるみのリスクです。
だから、顔だけでなく頭皮のケアも大切なのです。
また、おでこにしわやたるみが目立ってくると、ほかのパーツでもたるみになりやすいのです。
⑪よくない生活習慣
喫煙習慣、過度な飲酒(アルコール)などのよくない生活習慣は、ストレスや活性酸素の原因になります。
だから、目の下のたるみをはじめあらゆる肌老化の原因になります。
からだとお肌のキレイのためにもよくない生活習慣はあらためましょう。
なお、最近では「角層細胞が顔のたるみ、シワの形を決めていることがわかった!」で紹介したとおりのようなトピックスがあります。
<第2章のまとめ>
目の下のたるみの3大原因は、真皮の衰え、眼窩脂肪の肥大化・突出、眼輪筋の衰えです。
この3つ以外にも、乾燥、目の酷使、紫外線、睡眠不足、誤ったクレンジングや洗顔、むくみ、コンタクトレンズの脱着、刺激の強い化粧品、急激なダイエット、頭皮のたるみ、よくない生活習慣などもたるみを進行させる要因です。
目の下のたるみの予防や解消は、原因に着目して対策を練ることが大切です。
ひどい状態になると取ることは難しいので、まずは予防する方法を実践しましょう。
3.目の下のたるみを予防する方法は?
今、目の下のたるみの3つの原因と、その他のたるみを促進させる要因について解説しました。
目の下のたるみの予防は、これらの原因に対する対策と促進の要因を未然に防ぐことになります。
とはいっても、どんな人でも加齢による老化は進むため、目の下のたるみを完全に食い止めることはできません。
しかし、少しでもたるみが出るのを遅くしたり、予防のためにできることはあります。
また、たるみの原因は、お肌の老化の原因がいくつか絡み合っているので、目の下のたるみの予防もいくつかを組み合わせることで効果が高まります。
1)お肌の乾燥対策でたるみ予防
保湿は、スキンケア、エイジングケアの基本で、目の下のたるみの予防のためにも大切です。
つまり、乾燥肌の予防や改善の対策が、目の下のたるみの予防につながります。
だから、まず、乾燥肌の原因をできるだけ避けるように注意しましょう。
乾燥肌の原因には、内部と外部で次のようなものがあります。
遺伝や年齢などコントロールできない要因以外で、可能なことは避けるようにしましょう。
- 肌の質(肌タイプ)
- 女性ホルモンのバランスの乱れや減少
- よくないライフスタイル(バランスの悪い食生活、睡眠不足、運動不足など)
- 皮膚病などの病気(アトピー性皮膚炎や乾皮症など)
- 間違ったクレンジングや洗顔
- 間違ったスキンケアや化粧品の使い方
- 紫外線
- 外気の乾燥
- 急激な温度や湿度の変化
- 大気汚染
2)目の酷使を避ける
目の酷使を避けることも目の下のたるみの予防になります。
パソコンでの作業は、1時間に1回は休憩することを心掛けましょう。
また、就寝2時間前はスマートフォンを見ないなど目を休ませ、疲れを取るようにしましょう。
3)紫外線対策でたるみ予防
紫外線は、「紫外線の量 × 紫外線を浴びる時間」で受けるダメージが決まります。
冬場のUVAは夏のピーク時の1/3、冬場のUVBは夏のピーク時の1/4程度です。
だから、冬場でも長い時間(例えば、夏の3倍)外出して紫外線を浴びれば、受けるダメージは夏と同じになります。
これでは、もし何もしなければ、目の下のたるみを進行させてしまいますよね。
だから、冬場も紫外線対策が必要なのです。
また、夏だけでなく、陽射しが強い場合や外出時間が長い場合は、季節を問わず、日焼け止め、帽子、日傘、UVカットサングラスなどでたるみ予防の対策をしましょう。
目の紫外線対策についての詳しい情報は、
こちらをご覧ください。
また、最近話題の近赤外線対策も目の下のたるみ予防に大切です。
4)正しい洗顔とクレンジングで目の下のたるみ予防
洗顔で不要な皮脂を落とすこと、クレンジングでメイクをしっかり落とすことは、酸化を防ぐことになります。
だから、目の下のたるみの予防につながります。
特に毛穴の角栓が過剰になるとさまざまな肌トラブルの原因になるので、毛穴汚れがしっかり落とせるクレンジング料や洗顔料を選びましょう。
一方、目をきつくこすったり、強い洗浄剤は、乾燥肌を助長し、目の下のたるみの原因になってしまいます。
目の周りの擦りすぎや強い刺激もよくないので、特に意識して、やさしいクレンジング、やさしい洗顔を心掛けましょう。
また、使用するクレンジング料や、洗顔料もお肌にやさしいものを選びましょう。
たとえば、弱酸性洗顔料や洗顔パウダーで摩擦を減らすための成分であるシリカ配合の洗顔料もオススメです。
エイジングケア世代の方には、クレンジングミルク、クレンジングジェル、クレンジングクリームなどのタイプで、アミノ酸系界面活性剤配合の乾燥肌や敏感肌でも使えるクレンジング料がオススメです。
洗顔やクレンジングでは、擦りすぎを避ける、流しすぎを避ける、1分半を超えて洗わないなどを意識しましょう。
また、エイジングケア世代ではダブル洗顔も過度な回数は控えることも大切です。
さらに、目の周りはタオルで特に優しく拭くなども大切です。
正しい洗顔、正しいクレンジングの方法で目の下のたるみを予防しましょう。
5)アイメイクによる刺激を少なくする
目力を意識しすぎて、アイメイクを過度に施すことは、目の下のたるみ予防の観点からはさけましょう。
目の下などアイメイクは、優しく行うことがたるみ予防の方法の1つです。
6)エイジングケア化粧品を上手に使う
エイジングア世代の方は、プチプラのコスメはおすすめできません。
コラーゲンやエラスチンにアプローチするエイジングケア化粧品成分や抗酸化成分が配合されたエイジングケア化粧品を上手に使うことで、目の下のたるみの予防につながります。
詳しくは、この記事内の「6.目の下のたるみをケアするエイジングケア化粧品」をご覧ください。
7)バランスのよい日常生活でたるみ予防
質の高い十分な睡眠やバランスのよい食生活も目の下のたるみ予防には大切です。
たんぱく質やビタミン類、ミネラルを含む食品をしっかり摂りましょう。
お肌全体のたるみ予防にもつながります。
もし、食べ物だけで不足を感じるなら、サプリメントを摂ることも1つの方法です。
詳しくは、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」をご覧ください。
また、「美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?」
「スーパーフードはアンチエイジング・美容・ダイエットに効果!」
「野菜の食べ方で美肌に差がつく!?エイジングケアによい野菜」
「アーモンドミルクの日は5月30日!人気秘密はスゴイ美肌効果」
「アーモンドを食べる習慣のある人は顔のシワが少ない?研究結果発表!」
も参考にしてください。
運動も無理のない範囲で行うことは、たるみの予防につながります。
も参考になります。
さらには、笑顔で過ごすことや笑いも免疫がアップします。
これらのアンチエイジングを意識した生活習慣で目の下のたるみの予防が可能です。
<参考記事>
*本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?
8)むくみ対策でたるみを予防
血行不良などでむくみがでると、それがたるみの原因になる場合があります。
お風呂でからだを温める、適度な運動を行う、生姜やごぼうなどのからだを温める野菜を食べることでむくみ対策を行うこともたるみの予防につながります。
サウナやホットヨガ、岩盤浴などもからだを温めるのでオススメです。
なお、顔冷えもむくみやたるみの原因になるので、
「顔冷え対策は肌の老化の予防や解消するためのエイジングケア」
こちらを参考にして対策を行いましょう。
9)ためしてガッテンで紹介されたのは?
NHK総合テレビ「ためしてガッテン」では、シワや目の下、まぶたのたるみが、最新の研究では、健康に直結するサインだということが紹介されています。
つまり、目の下やまぶたのたるみを単なる老化だと思って放っておくと、頭痛、肩こり、不眠、うつまでも引き起こす可能性があることが紹介されました。
その予防の方法として、眼瞼下垂症の予防の方法やリンパマッサージの方法が紹介されています。
<参考記事>
*ためしてガッテンで紹介!目の下のたるみを取る方法!効果は美容医療とどう違う?
<第3章のまとめ>
目の下のたるみの予防の対策は、まず保湿と紫外線対策です。
他にも、正しい洗顔とクレンジング、目の酷使を避ける、アイメイクを過度に行わない、エイジングケア化粧品を上手に使う、バランスのよい食べ物や運動、むくみの対策などです。
たるみ予防や改善、解消のためには、1つの手段や方法ではなく、いつくかを組み合わせましょう。
4.目の下のたるみを取る!解消法は?
ここまで、目の下のたるみの予防法について説明しました。
ここからは、目の下のたるみが目立ってしまった後からでも有効なお話をします。
今、たるみが目立っているとしても、今以上に進展させないために、まずはご紹介した予防法を実践されることをおすすめします。
しかし、たるみが進んでしまうと、予防法だけで解消したり、大きな改善につなげることは難しいのです。
改善度で考えれば、外科的な手術、美容医療、美容整形に頼ることが最も近道です。
この記事の中でも、「7. 目の下のたるみの手術・美容医療とは?」で美容医療についても踏み込んで解説します。
それ以外でも、さまざまな手段を組み合わせて、目の下のたるみの改善に長期的に取り組むことが大切です。
ここでは、予防法では触れなかった目の下のたるみの改善・解消方法としての、ツボ押しマッサージとたるみの体操ともいえる表情筋のエクササイズ&トレーニングを紹介します。
また、たるみ対策の美顔器についても簡単に紹介します。
どちらも、誤った方法で行うとかえって目の下のお肌を傷つけたりする場合もあるので、正しく行いましょう。
ここでは、簡単なポイントを示しますので、しっかりと学びたい場合は、専門書を読んでみたり、エステなどの専門家に相談してください。
1)ツボ押しマッサージで目の下のたるみ改善
目の周りには、いくつかのツボがありますが、ここでは目の下にある3つのツボを押すマッサージを取り上げます。
いずれのツボの場合も、目の下がデリケートなので、くれぐれも優しく行うことが大切です。
①球後(きゅうご)を押して目の下のたるみを解消
目尻と目の下中央の真ん中あたりにあるツボです。
指で目の下の骨を目尻に向かって触っていくと、骨の一番窪んだ部分にあります。
球後のマッサージは、人さし指の腹をツボの上に横向きに当てて、目尻に向かって軽く左右に5~6回小さく動かします。
球後を刺激することによって、目のまわりにある血液やリンパの流れをよくし、目元を引き締める効果があります。
その結果、目元や目の下にハリが出て、目元のたるみや小じわの改善が期待できます。
また、寝不足や目の酷使などで、目のまわりがピクピクする場合にも、効果が期待できます。
②承泣(しょうきゅう)を押して目の下のたるみを解消
真正面を向いた時の目の瞳の真下、目の中心の下側の骨の縁にあるツボです。
この位置にある骨が少し窪んでいるような場所が承泣になります。
承泣のマッサージは、人差し指の腹で、5~6回、やさしく下方向に向かって動かします。
承泣を刺激することによって、目のまわりの血行がよくなり、目の下のたるみやクマ、目のまわりの小じわにも効果が期待できます。
また、目のまわりのむくみ解消のほか、眼精疲労やかすみ目、充血にも効果が期待できます。
③下清明(かせいめい)を押して目の下のたるみを解消
左右の目頭の下にあるツボです。
目頭の下の骨が窪んだ所にあります。
下清明のマッサージは、人差し指の腹で、5~6回、骨の際を撫でる様にやさしく行います。
下清明への刺激によって、球後や承泣と同様に、目の下のたるみや小じわへの効果が期待できます。
目のまわりのむくみや腫れを解消するとともに、目のまわりのクマにも効果があります。
色素沈着が原因で発生する茶グマと、目のまわりの血流が悪くなってできる青グマの両方をある程度改善することも期待できます。
④顔全体のリンパマッサージ
目の下のたるみだけでなく、クマや顔全体のむくみも一緒に解消したいならリンパマッサージもおすすめです。
リンパマッサージとは、停滞しているリンパの流れを促進するために施すマッサージ法です。
リンパの流れを改善して余分な老廃物や水分を体外に排出します。
その結果、むくみが取れ、目の下のたるみやクマが改善します。
<リンパマッサージの流れ>
- 耳の後ろの骨の部分にあるリンパ節「耳介後(じかいこう)」をゆっくりプッシュ
- 両耳たぶを持って真横に引っ張り、5秒間キープする
- 同様に、耳の真ん中、耳上部も引っ張って、5秒間キープする
- 耳たぶを下から上に向かって揉みながら動かす
- 指の腹を使って、耳の手前のフェイスラインを持ち上げるようにマッサージ
首筋から鎖骨に向かって、手のひら全体でリンパを流す
2)表情筋のエクササイズ&トレーニングで目の下のたるみ改善
表情筋のエクササイズやトレーニングの中にも、目の下のたるみの改善や解消が期待できるものがあります。
これらも刺激を与えすぎると逆効果になる場合があるので、注意しましょう。
①ウインクエクササイズ
最も簡単にできるエクササイズですが、意外に目の下のたるみの改善効果が期待できます。
ウインクをするだけですが、人差し指と中指を目の下のたるみが気になる部位に当てながら行うことがコツです。
しっかりとウインクして、たるみのケアを行いましょう。
②眉上げエクササイズ
まず、目を閉じて眉を頭まで上げるイメージでできるだけ上に引き上げます。
耳も一緒に動くぐらい思い切って、引き上げることがポイントです。
引き上げたところで5~15秒ほどキープ。
これだけですが、少し疲れるくらい繰り返します。
目の下のたるみ以外にも、眼精疲労の改善にも効果が期待できます。
③瞬きトレーニング
眉上げエクササイズ同様、眉を思い切り引き上げます。
その状態で、眉を指で押さえ、目を思い切り開けたり、閉じたりを繰り返します。
眉上げエクササイズ以上に、目のまわりの筋肉が鍛えられることで、目の下のたるみの改善や解消につながります。
④ピーストレーニング
姿勢を正した上で、中指で目頭のやや上、人差し指で目尻を押さえます。
そして、白目をむくように黒目をできるだけ上げるようにすることで、下まぶたを上に引き上げます。
「10回ほど引き上げたら30秒キープする」で1セットです。
1日3~5セットを目安として、無理のないレベルで行います。
以上、目の下のたるみを改善、解消するための3つのツボ押しマッサージと4つの表情筋エクササイズ&トレーニングを紹介しました。
ほかにも小顔効果のある顔ヨガなどもあります。
ぜひ、目の下のたるみ解消のために、正しい方法で実践してみてはいかがでしょうか。
3)美顔器を使った目の下のたるみの改善対策
自宅にいながら、手軽にエステのようなケアができることから人気の高いのが美顔器。
今や美顔器は、10,000円程度の比較的安価なものから医師監修などを受けた数万円以上のものまでさまざまあります。
また、美肌効果や美顔効果など商品によって効果もさまざまです。
目の下のたるみを美顔器で改善するには、フェイスマッサージ効果で新陳代謝を高めたり、表情筋が刺激することが必要です。
さらに、口元やフェイスラインの引き締め効果も期待するなら、EMS美顔器をはじめ超音波タイプやローラータイプの美顔器などがよい選択肢です。
また「ラジオ波(RF=Radio Frequency)」と呼ばれる高周波の美顔器なら、その熱で真皮のコラーゲンを刺激し、増加を促すことでたるみを改善する効果も期待できます。
<第4章のまとめ>
目の下のたるみの改善や解消の対策としては、ツボ押しやマッサージ、表情筋のエクササイズ、美顔器によるたるみケアなどの方法があります。
いずれも、正しい方法で行うことが大切なので、やり方や使い方をしっかり理解しましょう。
5.目の下のたるみをケアするエイジングケア化粧品
この記事をここまでお読みいただいた方は、ご理解いただけると思いますが、できてしまった目の下のたるみをエイジングケア化粧品だけで解消したり、改善することはできません。
どんな人気の基礎化粧品も口コミ・ランキングの高い化粧品も同じですし、ほかの場所のたるみも同じです。
だから、即効的にたるみを隠すなら、メイクによる解消法がオススメです。
では、目の下のたるみにエイジングケア化粧品は不要なのでしょうか?
いいえ。
「目の下のたるみの予防を考える」
「たるみが今以上に進まないようなエイジングケアを考える」
という観点からは、エイジングケア化粧品は必要です。
その場合は、スキンケア、エイジングケアの基本に立ち返って、エイジングケア化粧品を選ぶこと、そして、正しく使うことです。
目の下もお肌の一部ですから、たるみの予防のためのエイジングケア化粧品は、次の3つを意識して選びましょう。
- 保湿
- 抗酸化対策
コラーゲンやエラスチンへのアプローチ
エイジングケア化粧品といっても、最近ではアイクリームや目元専用美容液も増えていますし、エイジングケア美容液やエイジングケア保湿クリームなども品揃えが充実してきているので、百貨店、ドラッグストア、通信販売などさまざまな流通ルートで買えるようになっています。
エイジングケア化粧品は、年代別でも選び方が異なりますので、次の記事も参考にしてください。
*60代・70代でも大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方
15分で目の下にハリをもたらしたい!というあなたへ
1)保湿でたるみケア
目の下のたるみをエイジングケア化粧品でケアするには、何といっても、しっかりと目の下の水分を保持する保湿成分を補うことが重要です。
保湿のためには、保湿化粧水や保湿美容液、さらには皮脂膜のように水分の蒸発を防ぐ乾燥肌向けのクリーム、乳液、美容オイルなどがあります。
これらの保湿効果は、配合される成分で決ります。
目の下の乾燥肌対策は、化粧水ランキングや美容液ランキングだけに頼らず、しっかり成分の特徴を理解しましょう。
①セラミド
保湿成分としては、セラミドの中でも、ヒト型セラミドを配合したエイジングケア化粧品が特に保湿にはよいはたらきがあります。
お肌の表皮の角質層でラメラ構造を形成して、バリア機能をサポートします。
セラミドは、油溶性の保湿成分なので、セラミド化粧水よりセラミド配合美容液やセラミド配合保湿クリームで補うことをおすすめします。
②そのほかの保湿成分
目の下のたるみケアのための水溶性成分なら、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲンなどをエイジングケア化粧水で補うことも有効です。
最近ではセラミドを増やす成分も登場しています。
ナイアシンアミド、セラミドプロモーター、ライスパワーNo11などです。
また、シアバター、スクワラン、ホホバオイルなどの油溶性の成分を美容オイルや保湿クリームなどで補うことも有効です。
2)抗酸化でたるみケア
抗酸化もスキンケア、エイジングケアの基本です。
過度な活性酸素が発生すると、コラーゲンやエラスチンにダメージを与え、目の下のたるみやしわをもたらすので、肌の酸化を防ぐ抗酸化は極めて重要です。
また、紫外線対策も抗酸化なので、年間を通して帽子やサングラスなどのファッショングッズ、日焼け止め、UV化粧下地などで紫外線対策をしっかり行いましょう。
その上で、抗酸化作用のあるエイジングケア化粧品成分を意識して補えば、紫外線のアフターケアになります。
①ビタミンC誘導体
抗酸化作用がある成分としては、ビタミンC誘導体がよく知られています。
ビタミンC誘導体とは、ビタミンCを化学的に少し加工して、お肌に吸収しやすい形にしたものです。
ビタミンCには抗酸化効果に加えて、美白効果、皮脂の抑制、毛穴の引き締め、コラーゲン産生をサポートする効果などもあるので、目の下のたるみのエイジングケアには有用な成分です。
また、ビタミンC誘導体は、イオン導入器を使うことでよりお肌の奥へ浸透させることが可能です。
ただし、刺激があるので、高濃度で使う場合、肌質がインナードライ肌や敏感肌、乾燥性敏感肌などのお肌が敏感な方は注意が必要です。
ビタミンC誘導体には、VCエチルなどの水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体に加えて、最近では両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)も登場しています。
②プラセンタエキス
プラセンタエキスは、豚や馬、羊などの胎盤(プラセンタ)から抽出した成分です。
アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富な成分です。
保湿、抗酸化、美白などの作用があり、たるみケアでも使える人気のエイジングケア化粧品成分の1つです。
③ナイアシンアミド(ビタミンB3)
ナイアシンアミド(ビタミンB3)は、肌代謝を活性化し、肌にハリをもたらします。
コラーゲンを増やすはたらきもあるので、たるみケアに使いたい成分です。
刺激が少なく使いやすいので、敏感肌や混合肌、インナードライ肌などの肌質の方も使いやすい成分です。
④そのほかの抗酸化成分
ほかの抗酸化成分としては、金コロイド、ビタミンE誘導体、コエンザイムQ10、アスタキサンチン、フラーレン、エルゴチオネイン、レスベラトロール、ブドウ葉/種子/皮エキスなどがあります。
これらの抗酸化成分を配合したエイジングケア化粧品がおすすめです。
3)コラーゲンやエラスチンへのアプローチでたるみケア
最近ではコラーゲンやエラスチンを増やすエビデンスを持った機能性の高いエイジングケア化粧品成分が登場しています。
これらのエイジングケア化粧品成分は、「成分としての試験管内のデータ」を持っていても、実際は人でのデータではないことが多いのです。
つまり、エイジングケア化粧品成分のデータ=エイジングケア化粧品のデータとならないことに注意が必要です。
それでも、エイジングケア化粧品成分の特性が期待できないのではありませんから、目の下のたるみケアの選択肢として考えてもよいでしょう。
具体的には、次のようなエイジングケア化粧品成分があります。
①ナールスゲン
京都大学と大阪市立大学の共同研究で生まれたエイジングケア化粧品成分で、コラーゲンを2~3倍、エラスチンを1.5倍、ヒートショックプロテイン(HSP)47を、1.3倍に増やす科学データがあります。
また、表皮で抗酸化物質であるグルタチオンを増やすことで、抗酸化作用を発揮します。
②ネオダーミル
「in-cosmetics 2013(パリ)」で、「イノベーションアワード金賞」を受賞したスイス発の最新バイオテクノロジーで開発されたエイジングケア化粧品成分です。
ネオダーミルは、単一のエイジングケア化粧品成分ではなく、グリセリン、水、メチルグルコシド6 リン酸(MG6P)、銅、リシン、プロリンを混合したエイジングケア化粧品成分です。
若さのコラーゲンと呼ばれるⅢ型コラーゲンを増やすはたらきがあります。
2週間でしわの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データもあることから、コラーゲン注射に匹敵するエイジングケア化粧品成分として注目されています。
③レチノイン酸トコフェリル
レチノールは、ビタミンA誘導体です。
線維芽細胞にはたらきかけて真皮のコラーゲンを増やすサポートをします。
しかし、刺激が強いことが欠点です。
レチノールにビタミンE誘導体を足して刺激性を弱めたエイジングケア化粧品成分がレチノイン酸トコフェリルです。
目の下のたるみには、保湿、抗酸化、コラーゲンやエラスチンへのアプローチの3つの方向からの対策ができるエイジングケア化粧品を選びましょう。
最近では、目の下をターゲットとした目元美容液も増えていますので、それらを使ってみることもよい選択肢の1つです。
具体的な目元美容液の選び方は、「目元美容液の選び方!ランキングよりエイジングケア視点で!」をご覧ください。
④成長因子
幹細胞コスメという幹細胞培養液を化粧品成分として配合したアイテムも登場しています。
幹細胞培養液には、EGF(上皮成長因子)やFGF(線維芽細胞増殖因子)などの成長因子が含まれています。
これらもコラーゲンなどを生みだす可能性のある成分です。
また、最近ではiPS細胞の培養液を配合した化粧品も登場しています。
4)エイジングケア化粧水を浸透させるイオン導入
目の下のたるみのケアに使いたいビタミンC誘導体、アミノ酸、ナールスゲン、プラセンタエキスなどは、分子量が小さく電流でマイナスイオン化するので、イオン導入器を使ってお肌の角質層の奥まで届けることができます。
5)オススメの目元専用美容液「ナールス ネオ」
たるみの予防的なケア、今以上進ませないケアとして、次の3点を意識してエイジングケア化粧品を選びましょう
オススメの目の下のケアのエイジングケア美容液は「ナールス ネオ」。
私たちの美容液ランキング1位のエイジングケア美容液です。
「ナールス ネオ」は、目元のたるみを集中ケアするためのエイジングケア美容液です。
「in-cosmetics 2013」(パリ)で、「イノベーションアワード金賞」を受賞したスイス発の最新バイオテクノロジーによる成分「ネオダーミル」を最高推奨濃度(2%)で配合しました。
また、大学発の3つの成分「ナールスゲン」「プロテオグリカン」「ダエダリンA」、さらには6種のヒト型セラミド、レチノイン酸トコフェリルを配合することで、目元や目の下のハリやツヤをキープします。
さらに、2019年のリニューアルの際には、レスベラトロールとブドウ葉/種子/皮エキスの抗酸化成分、FGF(線維芽細胞増殖因子)と似たはたらきをするアセチルデカペプチド-3を追加し、より目元のたるみケアを強化しました。
<第5章のまとめ>
エイジングケア化粧品で目の下のたるみを解消することはできません。
たるみの予防的なケア、今以上進ませないケアとして、次の3点を意識してエイジングケア化粧品を選びましょう。
- 保湿
- 抗酸化
コラーゲンやエラスチンへのアプローチ
目元専用美容液のオススメは、ネオダーミルやナールスゲン配合のナールス ネオです。
6.目の下のたるみの手術・美容医療とは?
これまで、目の下のたるみの予防や改善、解消のための方法として、食事をはじめとする日常生活、ツボ押しマッサージや表情筋のエクササイズ、トレーニングやエイジングケア化粧品による対策などを紹介してきました。
しかしながら、セルフケアによるこれらの方法では、予防や時間をかけて少しずつ改善はできても、即効的かつ劇的な目の下のたるみの解消を短期間で行うことは難しいのです。
そこで頼りになるのが、美容外科や美容整形、美容皮膚科などの医療による治療です。
かつては、目の下のたるみの解消のための治療といえば、下まぶたの真下を切開する方法が一般的であり、侵襲が大きいことが欠点でした。
しかし、最近では、どんどん治療法が進化することで、たるみの美容医療は、切開が不要な方法をはじめとしてさまざまな施術方法が選択できるようになってきました。
そのため、かえってどの美容クリニックでどんな施術を行えばよいのかなど、情報が増えすぎてしまった感もあります。
目の下のたるみに悩むエイジングケア世代の女性にとっては、美容医療の進展は福音である一方、自己責任でしっかりと美容クリニックや専門医を選ぶことも大切となってきました。
治療法や施術方法は、目の下のたるみの重症度、原因、美容クリニックや医師の考え方、費用などによってさまざまです。
ここでは、それぞれの治療法のよし悪しではなく、あくまで選択肢の紹介という観点でいくつかを紹介します。
受診される場合は、しっかりと専門医に相談し、理解、納得された上で治療や施術を受けるようにしましょう。
また、目の下のたるみの診療にかかる費用は、基本的に健康保険が適用されないことも理解しておきましょう。
1)目の下の切開手術
目の下の脂肪が多い場合、たるみが重度の場合、ほかの手段ではたるみの改善、解消が難しい場合は、目の下の切開による治療が選択肢となります。
皮膚を切開して行う外科手術のため、確実にたるみを解消できること、一時的なたるみの改善や解消ではなく、半永久的に効果が持続することがメリットです。
一方、からだへの負担が大きく、ダウンタイムも長いことがデメリットです。
施術費用も高い傾向にあり、施術後は腫れや赤み、内出血を起こす場合もあります。
また、その症状がおさまるまで数週間かかる場合もあります。
目の下のたるみの切開法は主に以下の3つです。
①下眼瞼切開法
下眼瞼切開法とは、目の下のたるみを切開することで皮膚組織と眼窩脂肪を取り除く治療法です。
表面に傷が残りますが、スッキリとした目元に仕上がります。
②下眼瞼除皺術
下眼瞼除皺術とは、目の下を切開し、余っている皮膚を切除し縫合する治療法です。
物理的に皮膚の面積を小さくすることで、目の下のたるみを改善します。
表面に傷が残りますが、下眼瞼切開法よりも深い目の下のたるみにアプローチできます。
③(表)ハムラ法
(表)ハムラ法は、眼窩脂肪を切除するのではなく、窪みの箇所に再配置することで目元の膨らみと凹みを同時に改善する治療法です。
裏ハムラ法と異なり、まぶた表面から行うので、たるんだ皮膚の切除も行えますが、表面に傷が残ります。
2)切開しない脱脂術で目の下のたるみを治療
①経結膜脱脂術
脂肪除去の施術の1つですが、目の下のたるみとなる余分な脂肪を、切らずに取り除く方法です。
目の下の脱脂は、まぶたの裏側から脂肪を取り出す経結膜脱脂術で行います。
経結膜脱脂術は傷口が見えず、ダウンタイムが1~2週間程度で済むことが大きなメリットです。
また、目元の若返りの効果も長期にわたり持続することで、人気が高いようです。
しかし、脱脂術だけを行うと目の下がへこんでしまうリスクがあります。
それを避ける対策として、脱脂のあとのへこみ部分に脂肪注入を行う施術とセットで行われるケースが多いようです。
目の下の脂肪を、お顔表面を切らずに除去可能な若返り法です。
②裏ハムラ法
裏ハムラ法は、「経結膜的脂肪再配置」を行うことで目の下のたるみを改善する施術です。
まぶたの裏側にある結膜を切開し、眼窩脂肪をその下の凹んでいる部分へ移動する治療法です。
まぶたの裏から手術を行うため、表に傷は残りません。
裏ハムラ法も内出血が少ないためダウンタイムが短めです。
涙袋が無い方は眼窩脂肪の再配置をすることでくっきり出てくることも多いです。
脂肪注入やヒアルロン酸注入と違い定着しないということはないので減る心配がありません。
表ハムラ法と呼ばれる切開式目の下のたるみ取りの大きな違いは皮膚のたるみが切除できないことです。
3)眼窩脂肪溶解注射
眼窩脂肪溶解注射とは、メスを使わずに眼窩脂肪を除去する治療法です。
眼窩脂肪へのアプローチは、従来、外科的手術による「脱脂」以外では治療が難しいとされてきました。
しかし、眼窩脂肪溶解注射が開発されたことで、新たな選択肢が増えました。
眼窩脂肪溶解注射は目の下のクマで悩んでいる方にもおすすめです。
天然由来の成分を使って眼窩脂肪溶解注射を施術することで、目の下の眼窩内脂肪を溶かして体外に排出します。
手術による脱脂では、一度にすべての脂肪を取り除くため、施術後に新たなしわやたるみが出来るリスクがあります。
しかし、眼窩脂肪溶解注射では徐々に脂肪を減少させることで、自然に目の下のたるみを改善できます。
また、眼窩脂肪溶解注射は麻酔をした後に目の下の裏側から施術をするため、施術時間が短くほとんど痛みを感じません。
4)ヒアルロン酸注入で目の下のたるみを治療
目の下にヒアルロン酸を注入して、目の下をふっくらさせる治療法です。
これは、ヒアルロン酸でたるみが目立たなくなる解消法といえます。
- 施術は10分程度で切らないで済む
- ダウンタイムもほとんどない
- 経済的な負担も比較的少ない
- アレルギーなどの拒否反応が少ない
など、美容クリニックでの治療としては手軽であることがメリットです。
プチ整形の1つで、ヒアルロン酸注入はほうれい線治療などにも使われています。
一方、ヒアルロン酸の種類や注入法が美容クリニックで異なり、専門医の技量によって効果が左右されることや効果の持続期間も半年から1年程度と短いなどのデメリットがあります。
目の下のたるみが浅く細かいシワのような場合や、肌の再生力で目の下のたるみを改善したい場合は、ベビーコラーゲンの注射が適しています。
ほかにも、線維芽細胞増殖因子(FGF)やスネコス、リジュランなどを注入する治療法もあります。
<参考記事>
*ヒアルロン酸注射の肌への効果・持続期間はいつまで?ボトックスとの違いも解説!
*リジュラン注射とは?効果やメリット、ダウンタイムやデメリット
*FGF(Fibroblast Growth Factor=線維芽細胞増殖因子)とは?特徴とはたらき
5)脂肪注入で目の下のたるみを治療
自分自身の脂肪をお腹や太もも、また眼窩脂肪などから取り出し、目の下に注入するたるみを解消するための治療法です。
「リッチフェイス」や「コンデンスリッチフェイス」とも呼ばれる施術です。
自分自身の脂肪細胞を使うので、アレルギー反応や副作用がないこと、効果の持続期間が1年以上とヒアルロン酸などと比べて長いことがメリットです。
施術を行う専門医の技量によって仕上がりにバラツキがあることや一度注入すると修正が難しいことがデメリットです。
また、効果の持続期間は長いものの、定期的な注入が必要です。
【脂肪注入のダウンタイム】
目の下の脂肪注入は切らない施術のため、ダウンタイムはほとんどありません。
施術後すぐにメイクすることも可能です。
6)ハイフ(HIFU)
ハイフ(HIFU)とは、「High Intensity Focused Ultrasound」の略称で、日本語で「高密度焦点式超音波」といいます。
超音波を肌の一定の深さに集中的に照射して熱エネルギーによって、即時の引き締めと施術後の肌再生によってたるみを改善します。
ダウンタイムもほとんどなく、切らないたるみ治療として人気です。
ハイフに使う機器はたくさんの種類がありますが、目の下のたるみに使えるのは、ソノクイーンやウルトラフォーマーによるハイフアイシャワーなど一部に限られています。
<参考記事>
*HIFU(ハイフ)の効果はいつからいつまで?持続期間と施術頻度を解説
*HIFU(ハイフ)の失敗やデメリットは?顔への影響や副作用を解説!
7)サーマクールアイで目の下のたるみを治療
サーマクールとは、高周波RF(ラジオ波)を皮膚に照射することで、深部の皮下組織に熱を与え、皮膚の表面を傷付けることなく肌をひきしめる医療機器です。
サーマクールで目元専用のチップを使用する治療法が、サーマクールアイです。
直接、真皮や皮下脂肪にはたらきかけて、たるみを改善、解消するアプローチです。
切らずに済んで痛みも少ない、ダウンタイムもほとんどないか、あっても1週間程度、1回の施術で効果を実感できることなどがメリットです。
しかし、価格が高いこと、人によっては痛みが大きい場合があること、また目元に赤みや腫れが出たり、肌が弱い人は目の下に内出血が起こるケースもあるなどのデメリットもあります。
目の下のたるみのRF治療器には、テノールやポラリス、イントラジェンなどもあります。
<参考記事>
*サーマクールとは?効果やデメリット、ハイフとの違いについて解説
*テノールとは?美容効果や副作用、施術回数・間隔について解説
*イントラジェンのGFRとは?効果やデメリット、サーマクールとの違い
8)マドンナリフトで目の下のたるみを治療
マドンナリフトはイタリアDEKA社のフラクショナル炭酸ガスレーザー「SmartXideDOT(スマートサイドドット)」を用いた目元まわりや顔の若返り治療のことです。
目の下のたるみの治療をマドンナアイリフトと呼ぶこともあります。
最新のフラクショナル炭酸ガスレーザーを使用し、微細な炭酸ガスレーザーを照射することにより、目元や目の下のたるみを解消します。
比較的軽度の目の下のたるみに高い効果を発揮することが特徴です。
そのほかのメリットは、レーザー治療と同様です。
一方、重度の目の下のたるみには効果があまり期待できないことや効果が持続しないので、定期的に施術を受ける必要があることがデメリットです。
9)ボトックス注入で目の下のたるみを治療
目の下にボトックス(ボツリヌス菌製剤)を注入することで、たるみを改善する解消する治療法です。
目の下のたるみ改善のメインの治療ではありませんが、使える場合があります。
目の下外側にボトックスを注入すると、下まぶたを動かす眼輪筋の働きが弱くなります。
そのため、下まぶたが下がりたれ目に見える効果があります。
ボトックスの注入の仕方を工夫することで、たるみがなくぱっちりとした目に見せることができます。
- 施術は5~10分程度で切らないで済む
- ダウンタイムもほとんどない
- 経済的な負担も比較的少ない
目を大きく見せる効果も発揮される
などがメリットです。
一方、ボツリヌス製剤が、筋肉の動きをブロックするはたらきがあるため、顔がひきつれたようになる場合があり、また効果の持続期間が約半年と短いこともデメリットです。
目の下のたるみを解消する治療法・施術には、いずれもメリットとデメリットがあります。
また、美容医療や美容整形は失敗のリスクもあるので、それを理解しておくことで選択の際に役立つと思います。
なお、今回、紹介した以外にも目の下のたるみの治療法はありますので、受診される場合は、美容クリックで詳しい内容をお聞きください。
<第6章のまとめ>
目の下のたるみの美容医療には、切開をしないで済むものから、手術で切開するものまで多くの種類があります。
費用もそれぞれでメリットやデメリットもそれぞれにあります。
また、美容医療には、失敗のリスクもあります。
目の下のたるみの美容医療を選択する際には、美容医療の専門医などに十分に説明を受け、納得した上で行いましょう。
<参考記事>
*たるみ治療におすすめの施術はどれ?種類や特徴を比較して解説!
*顔のたるみの改善法!頬・目の下・口元・顎下・フェイスライン対策
<目の下のたるみの美容クリニックを探すなら>
7.目の下のたるみを隠すメイク
先ほどもお伝えしましたが、とにかく今すぐ目の下のたるみを隠したいと思ったらメイクが効果的です。
しかし、メイクで目の下のたるみを隠すには工夫が必要です。
1)メイクの前に十分な保湿と血行促進
目の下のたるみのメイクの前には、しっかり保湿することと血行をよくすることが大切。
洗顔後、フェイスマッサージを優しく行って顔や目の下の血行を促進しましょう。
そして、目元専用美容液やアイクリームなどでしっかり保湿を行えばメイクの準備完了です。
2)コンシーラーを上手に使うことが目の下のたるみを隠すコツ
目の下のたるみが目立っているのは、くぼみのせいで影ができるからです。
目元用のコンシーラーをくぼみや陰になっている部分に乗せ、指またはコンシーラーブラシで優しくのばしましょう。
決して、力を入れないように少なめの量で薄くのばすことがコツです。
色は、目の下のたるみの状態や自分の肌に合ったベージュ系を使いましょう。
3)目の下のたるみを隠すファンデーション
ファンデーションも薄塗りが基本です。
パウダーファンデーションだと、ひび割れて逆に目の下のたるみが余計に目立つので、エイジングケア向きのクリームファンデーションやリキッドファンデーションを使います。
顔全体に薄く塗った後、目の下のたるみが目立つ部分に少し厚めにそっと重ね塗りします。
パール系より柔らかいイメージのマット系がおすすめです。
4)仕上げはハイライトで!
仕上げにハイライトを使ってたるみを隠します。
ハイライトは、たるみの下の影にかぶると目立ちにくくなります。
ブラシでしっかりぼかせば、顔全体が明るくなって自然な仕上がりになります。
5)アイメイクが必要な場合も!
最後にアイライナーで目の下のたるみで目が腫れぼったく見えないように、目尻に向かって少し上向きで描きましょう。
ただし、メイクによる目の下のたるみを隠す方法は、根本的な解決策ではありませんし、濃いメイクやアイメイクはたるみが進行する原因になってしまうことも。
どうしても隠したいイベントやお出かけなどに行いましょう。
<第7章のまとめ>
即効的に目の下のたるみを消すなら、メイクが有効です。
コンシーラー、ファンデーション、ハイライト、アイメイクを上手に使うことで目の下のたるみを隠すことが可能です。
しかし、根本的な解決策ではありません。
<参考書籍>
*「他人目線でたるみケア」に学ぶアンチエイジングと特徴・内容
8.まとめ
目の下のたるみの原因から、予防法、改善法、解消法に至るまで幅広く解説してきました。
いかがでしたか?
数あるエイジングサインの中でも、目の下のたるみは、原因が複雑であること、また進行する要因もたくさんあることから、そのケアにはさまざまな知識が必要です。
まさに、エイジングケア全般の知識を持たないと目の下のたるみの対策ができないのです。
目の下の肌や筋肉、脂肪などについても理解を深めましょう。
その上で、たるみの原因にあわせて、内側からの対策や予防を心掛けましょう。
さらに、エイジングケア化粧品に加えて、美容医療の選択肢も豊富です。
多くの女性が、目の下のたるみを気にしている中、医療の進歩にともなって、解消できる手段も増えてきました。
だから、時間とお金があれば、たるみを完全に解消すること、取ることも今や不可能ではありません。
それでも、多くの女性は、できることなら、日常のエイジングケアでたるみを予防し、少しでも目立つのを遅らせたいとお考えではないでしょうか。
ぜひ、目の下のたるみが目立たないうちに、目元のお手入れや予防のためのエイジングケアを心掛けていただければ幸いです。
この記事「目の下のたるみの予防と改善・解消!全てが学べる7つのポイント」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報をご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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