40代になると、エイジングケア化粧品の選び方を今までとは変えたほうがよい場合があります。
なぜなら、30代と比べてお肌の老化が進むからです。
そんな40代のエイジングケア化粧品は、ランキングや口コミだけに頼らずお肌や成分の正しい知識をもとに選ぶことが大切です。
そんなエイジングケア化粧品の選び方をご紹介します。
また、40代にオススメや人気・ランキングの高いエイジングケア化粧品をご紹介します。
しわやほうれい線などエイジングサインが少し気になってきたので、しっかりと40代のエイジングケアに取り組みたい方は、ぜひ、少しずつでも読んでくださいね。
- 40代のエイジングケアを実践する前に、エイジングインデックスを使った肌状態を指標で確認しましょう。肌の状態を理解することで正しいアプローチがわかります。
- 40代のエイジングケアの基本は、まずお肌にとってよくない習慣があるなら、それを止めることが大切です。どんなことが肌にとって問題か理解しましょう。
- 40代のエイジングケアで積極的に行うべき大切なことが、保湿、紫外線対策です。また、バランスのよい食生活、からだを錆びさせないアンチエイジングを意識した生活などです。
- 40代のエイジングケア化粧品の選び方の基本は、保湿力の高い成分を配合したものを選ぶことです。セラミドやプロテオグリカンなどがおすすめです。
- さらに、抗酸化作用とコラーゲンやエラスチンをサポートするエイジングケア化粧品成分が配合されたものがベターです。ナールスゲンやビタミンC誘導体をオススメします。
- 40代から、10年後を意識したエイジングケア化粧品で美肌をキープする意識を高めましょう。お肌に優しい刺激の少ないものを選びましょう。
- 40代後半からは、更年期にさしかかるのでその点を意識したエイジングケアやアンチエイジングが大切です。女性ホルモンのバランスを整えることを意識しましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
CONTENTS
1.40代の自分に合うエイジングケア化粧品をお求めのあなたへ
「40代だからこそ考えたいエイジングケア化粧品の選び方!」をお届けします。
30代ではエイジングケアを考えなかった方も、さすがに40代になるとエイジングケアを考え始めるのではないのでしょうか?
あるいは、30代からエイジングケアを意識していたけど、40代になって、どうもしわやくすみなどのエイジングサインが気になる、お肌が乾燥しやすくなるといったことが多くなった方もいるのではないでしょうか?
そんな時に美肌をキープしようと使うのが、エイジングケア化粧品ですね。
この記事では、そんな40代のエイジングケアとエイジングケア化粧品の選び方についてご紹介します。また、40代にオススメや人気・ランキングの高いエイジングケア化粧品をご紹介します。
「40代のエイジングケアって、ほかのメディアでもたくさんあるから同じような内容じゃないの?」
「エイジングケアってなんだかよくわからない言葉で化粧品会社がつくっただけじゃないの?」
とお感じの方も多いのではないでしょうか?
実際、ウェブサイトのスキンケアやエイジングケアの情報を見ているとそんな情報もあります。
そこで、私たちは、エイジングケアを深く考えるために、年代別のお肌の状態を指標化することを試みました。
それが、年代別のお肌のエイジングインデックスです。
目に見えるお肌の状態は、お肌の内部の変化の現れです。
それを「目に見える」形にすることで、40代のエイジングケア化粧品の選び方を、より具体的で科学的なアプローチできるヒントとなるのがエイジングインデックスなのです。
「40代の私のお肌の状態って、どう考えればよいの?教えて!」
「今年で40歳!私の肌悩みの原因って何なの?」
「40代の自分のお肌に合ったエイジングケアを実践したい!コツは?」
「40代の今、私にあったエイジングケア化粧品をしっかり選びたい!おすすめは?」
「40代を超えて50代も60代もエイジングケアで美肌をキープしたい!何が大切?」
と、お考えの方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
なお、この記事では、各章ごとにテーマ別のエイジングケアのポイントをまとめていますので、そこから読んでいただいても便利です。
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*40代女性のナールスのエイジングケア化粧品使用実感インタビュー
2.40代のエイジングケアを考える前に
1)お肌の老化状態を「指標化」するエイジングインデックスとは?
40代になると、20代や30代に比べて次のような肌悩みを感じる方が多いのではないでしょうか。
- お肌の水分が減ってお肌が乾燥しやすくなってきた。
- 肌のハリや弾力が減ってしまう。
- しわやほうれい線、たるみ毛穴などのエイジングサインが目立つ。
- 目の下のくまが現れることも増えてきた。
- くすみも目立つ。
しみなども目立ってくる。
そうなると誰もがエイジングケアを意識しますね。
こうした肌悩みには、それぞれの原因があります。
一方で、多くは共通のお肌の老化の原因があるのです。
それは、お肌の健やかさや老化に与える8つの要素の中のいずれか、あるいは複数に関係のある場合が多いのです。
私たちは、その8つの要素を、「エイジングインデックス」と名付けました。
そして、医学論文などを参考に年代別で5歳刻みで指標化したのです。
8つの指標とは、ターンオーバーの期間、女性ホルモン(エストロゲン)の量、お肌の水分量、皮脂の分泌量、セラミドの量、コラーゲンの量、エラスチンの量、ヒアルロン酸の量です。
で代表させて、それぞれのピークを100として年代別で指標化したものです。
エイジングケア化粧品を選ぶ前に、40代のエイジングインデックスを理解しておきましょう。
<お肌のエイジングインデックス>
なお、エイジングインデックスの詳しい情報は、「エイジングインデックスはエイジングケアの道しるべ!肌老化を数値化」をご覧ください。
2)40代のエイジングインデックスは?
それでは、35歳から40代、そして50歳のエイジングインデックスを1つ1つ詳しく見ることで、40代のお肌の状態と変化を考えてみましょう。
これをチェックすることが40代の肌老化の進行状況やエイジングケアを考える最初の一歩となります。
<35歳のエイジングインデックス>
<40歳のエイジングインデックス>
<45歳のエイジングインデックス>
<50歳のエイジングインデックス>
①ターンオーバー
ターンオーバーは、表皮の新陳代謝の指標です。
かつて、ターンオーバーの期間は、28日といわれてきましたが、最近では、それは20代の話で、年齢とともにだんだん遅くなると考えられています。
エイジングケアの目標の1つが、ターンオーバーの正常化です。
ターンオーバーの期間は、諸説ありますが、35歳以降は年齢×1〜1.5倍程度で計算できます。
- 35歳なら、35日~43日
- 40歳なら、40日~60日
- 45歳なら、45日~68日
50歳なら、50日~75日
もちろん、個人差や肌質や肌状態などの変化もあるので、一概に決めつけることはできませんが、加齢とターンオーバーの傾向はつかめますね。
40代は、20代に比べて2倍あるいはそれ以上にターンオーバーが遅くなり、お肌の表皮の新陳代謝は低下し、バリア機能の低下が顕著なのです。
バリア機能は、セラミドや天然保湿因子(NMF)や皮脂膜、さらにはCE(コーニファイドエンビロープ)やタイトジャンクションが支えていますが、40代ではこれらの量が減ったりはたらきが低下するのです。
エイジングケア化粧品は、こうした点を踏まえてバリア機能を正常化するはたらきのあるものを選ぶことが大切です。
②エストロゲンの量
エストロゲンは、女性らしいお肌、つまりハリや弾力、潤い全般の指標の1つです。
女性ホルモンの減少の傾向は、40代前半と40代後半以降で大きく異なる場合があります。
女性ホルモンは30歳前後で分泌量のピークを迎え、35歳以降は減少傾向になります。
そして40代もその傾向は続きます。
さらに、45歳を超えると閉経が近づき、早い方では40代で閉経を迎える方もいます。
女性ホルモンのうち、エストロゲンはコラーゲンを増やすはたらきがあります。
だから、40代後半からのエストロゲンの低下は、肌ツヤやお肌のハリ、弾力を急激に低下させるリスクになってしまうのです。
40代後半から50代には、どんな女性にもやってくるエストロゲン量の減少。
残念ながら、エイジングケア化粧品でエストロゲンを増やすことはできません。
だからこそ、40代のエイジングケアは早くからこのことを知った上で予防的な対策を立てることが大切なのです。
また、食べ物で女性ホルモンを整えることも大切です。
③お肌の水分量
十分に保湿されたお肌は、お肌に20%~30%の水分を含んでいます。
肌の水分量は、35歳の時点でもある程度減少していて、40代も引き続き減少傾向にあります。
つまり、どこかに大きな谷があるということではなく、少しずつ減っていくので、ある日突然、肌トラブルの原因になるのではなく、少しずつ乾燥肌傾向になっていくのです。
一方、お肌の水分の蒸散量、つまり水分がお肌から蒸発して失われる量は、年齢とともに減っていくのです。
これは、年齢にともなって角質が厚くなってくるからです。
お肌の水分を保持する点ではプラスですが、角質が厚くなること乾燥肌になるマイナス面もあります。
<参考記事>
④セラミドの量
セラミドは、角質層のバリア機能を支える成分の1つです。
セラミドは、35歳の時点でピークの60%程度になっています。
その後は、急激ではありませんが、40代を通して少しずつ減少します。
そして、50歳ではピークの50%以下になっています。
つまり、40代でも30代から引き続き、バリア機能が低下し続けるのです。
もともと普通肌であった方が、40代で乾燥肌になったり、敏感肌、あるいはインナードライ肌になるのは、バリア機能の低下による可能性があります。
セラミドはエイジングケアを考える上でとても大切です。
だから、美容液ランキングや保湿クリームランキングの上位にセラミド配合のエイジングケア化粧品がよく登場するのです。
⑤皮脂の量
皮脂は、汗などと混じることで天然の保湿クリームである「皮脂膜」をつくります。
つまり、お肌表面をコーティングすることで、お肌から水分が蒸発するのを防いでくれるのです。
皮脂の量は、35歳ころから40代を通して皮脂量は大きく減少します。
若い間は、皮脂は、脂性肌やお肌のテカリを招くの「厄介者」扱いされる場合もありますが、実はエイジングケアに大切なのです。
なお、男性の場合は40代でも皮脂が大きく減少することは、あまりありません。
⑥コラーゲンの量
コラーゲンは、お肌のハリや弾力を支える成分で真皮の70%を占める主要成分です。
実は、コラーゲンは、30代の時点でピーク時の50%以下となっていて、40代では30代ほどの急激な減少はありません。
ただ、50歳では、ピーク時の40%以下となってしまいます。
30代半ばから、しわやたるみほかの真皮の衰えによるエイジングサインが目立ち始めるのは、コラーゲンの急激な減少が大きく影響しています。
<参考記事>
*毛細血管のゴースト化でコラーゲンも老化!美肌を取り戻す方法
⑦エラスチンの量
エラスチンは、真皮の2~3%程度しかありません。
しかし、エラスチンは、コラーゲンを束ねることでお肌の弾力に大きな影響を及ぼす成分です。
エラスチンもコラーゲン同様に30代の時点では、ピーク時の50%以下となっています。
さらに、40代を通して減少を続け50歳ではピーク時の20%以下です。
これがコラーゲンの減少と相まって、しわやたるみの原因となります。
⑧ヒアルロン酸の量
ヒアルロン酸はお肌の瑞々しさを保つ成分です。
一部は、表皮にもあります。
ヒアルロン酸は、幸い、40代を通してもそれほど減ることはなく、50歳でもピーク時の80%程度の量があります。
40代のお肌の老化の指標の動きを一つひとつ見てきました。
40代はさまざまなお肌の若さを支える成分が減少することが具体的の理解できたのではないでしょうか?
これらの一つひとつの考えについて、いかに維持させるかを考えることが40代のエイジングケアで大切なのです。
ところで、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、セラミドなどエイジングケア化粧品によく配合される成分と同じ名前の成分がお肌にあることもご理解いただけたのではないでしょうか。
実は、これらのうち化粧品成分とお肌の成分で近いはたらきをするのは、1つだけです。
それが何かは後ほど、お話します。
<第2章のまとめ>
40代のエイジングケアを始める前に、エイジングインデックスで40代のお肌の状態を理解しておきましょう。
エイジングインデックスとは、お肌全体、表皮、真皮のはたらきや成分を目に見える形で示した指標で、レーダーチャートでご覧になることができます。
40代は、エイジングインデックスを知った上でエイジングケア化粧品を選ぶことが大切です。
3.40代のエイジングケアの基本は?
では、こうしたお肌の老化が進むことを少しでも遅らせるエイジングケアをどう考えればよいのでしょうか?
からだやお肌の老化はどんな方でも避けることはできません。
しかし、ちょっとした習慣を止める、あるいは続けることでお肌の老化を遅くすることは可能です。
50代、60代の健やかな美肌のための40代のエイジングケアの基本を考えてみましょう。
<参考記事>
1)お肌によくないことを止めるエイジングケア
第一に大切なことは、どんなエイジングケア化粧品を使うか、選ぶかの前に、やってはいけないことを止めることです。
①長い時間の洗顔、刺激の強い洗顔はエイジングケアの大敵
2分以上の長い洗顔は、必要な皮脂やセラミドまで洗い流すリスクがあります。
洗顔で不要な皮脂や汚れをしっかり落とすことは、エイジングケアにとって大切なことです。
一方、長すぎる洗顔はエイジングケアにマイナスなのです。
洗顔は1~2分で済ますようにしましょう。
また、顔を強くこする、シャワーで洗顔料を流すなどもよくない洗顔習慣です。
こうした習慣があれば、エイジングケアにマイナスなので止めましょう。
洗顔についての詳しい情報は、「洗顔の正しい知識でランキング不要のオススメの洗顔料の選び方」をご覧ください。
もちろん、クレンジングも同じです。
40代からは、優しいクレンジングを心がけるとともに、エイジングケア向けクレンジング料を使いましょう。
②化粧水をパッティングでつけるのもNG?
化粧水のパッティングは正しく行なえばメリットもあります。
しかし、40歳からのエイジングケアではリスクのほうが大きくなります。
エイジングケアの観点からは、化粧水のパッティングよりもハンドプレスでつけるようにしましょう。
また、化粧水はコットンより手で付けることをおすすめします。
③アルコール配合化粧水を使う
アルコールそのものは、化粧品にとって必要な成分ですが、40代からのエイジングケアではできれば使わないほうがよい成分です。
なぜなら、アルコールはその揮発性で乾燥肌の原因となる可能性があるからです。
アルコールフリーの化粧品や化粧水についての詳しい情報は、「美肌を目指す!おすすめのノンアルコール化粧品と選び方の3つのコツ」や「アルコールフリー化粧水で潤い素肌へ!失敗しない選び方の3つのコツ」をご覧ください。
④肌悩みへの間違ったスキンケア
肌悩みの中で無理やりケアや間違ったケアをしがちな代表が、角栓で無理やり皮脂を除去することやインナードライ肌なのに皮脂を取る対策をすること、いちご鼻でも同じように無理やり皮脂を取ることです。
先ほど見てきたように皮脂は保湿のためにも大切な成分ですが、年齢とともに減っていきます。
40代になるとかなり分泌量が減ります。
これらを無理やり取ると、お肌が自らを守るために無理に皮脂を出したり、表皮の細胞を未成熟なままで角質まで押し上げようとして、ターンオーバーが必要以上に加速するのです。
こうした誤ったスキンケア、無理やりスキンケアは避けましょう。
<参考記事>
*毛穴ケアのNGや失敗とは?5つのスキンケアでトラブルや肌老化!
⑤健康によくない生活習慣を続けている
これは40代だけではなく何歳でも同じことですが、バランスの悪い食生活、喫煙、過度なアルコール、睡眠不足、ストレスの多い生活などは避けたいですね。
エイジングケアは、化粧品だけでは十分な効果は得られないので、もしよくない生活習慣があるならあらためましょう。
2)積極的に実践したい40代のエイジングケア
①紫外線対策の強化とアフターケアこそエイジングケア
紫外線対策は40代以前でもしっかり行うことがエイジングケアの基本です。
もちろん、40代以降もずっと紫外線対策は重要なのです。
なぜなら、日焼けや紫外線による光老化は、シミ、しわやたるみをはじめほとんどのエイジングサインの原因となるからです。
今までの紫外線対策が不十分と感じるなら、より積極的に行うようにしましょう。
40代ならノンケミカルの日焼け止めを使うことをおすすめします。
また、紫外線のアフターケアを取り入れることも積極的に行いましょう。
なお、ファッションでも紫外線対策が可能なので、日焼け止めだけではなくさまざまな手段を考えてみましょう。
さらに、目の紫外線対策、ブルーライトや近赤外線などの有害光線の対策も大切です。
<参考記事>
*紫外線・近赤外線をカットするアイケアメガネを40代美女が試着
*テレワークで『デジタル時差ボケ』増加中!改善にはブルーライト対策
*紫外線によるシミがあると見た目が10歳も老ける!ケアや対策は?
②保湿力の高いお肌を目指してエイジングケア
十分に潤いのある保湿されたお肌は、「状態」のことです。
そして、保湿されたお肌は、本来、化粧品の力ではなく、自らの保湿力によって支えられています。
しかし、40代になるとその力は衰えてきます。
そこで、大切なのが日常生活とエイジングケア化粧品の力を借りて保湿力を高めることです。
40代のエイジングケアでは、単にスキンケア化粧品で保湿できればよいという考えを捨てて、保湿力を高めるための生活とエイジングケア化粧品を選び、使うことを強く意識しましょう。
そのためには、バリア機能が健やかな状態でいることがカギなのです。
さて、先ほど「コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、セラミドのうち化粧品成分とお肌の成分で近いはたらきをするのは、1つだけ」というお話をしました。
その成分が、バリア機能の維持に大きな力を発揮するセラミドです。
つまり、保湿力の高いお肌とはバリア機能を正常な状態で保つことであり、それをサポートしてくれるのが、セラミドです。
40代からは、セラミドを減らさない食生活を基本として、セラミド配合のエイジングケア化粧品を使うことも大切なのです。
なお、セラミドと食べ物の関係についての詳しい情報は、「セラミドを食べ物、飲み物で!乾燥肌とシワにも効果が期待?」をご覧ください。
③優しいクレンジングと洗顔でエイジングケア
先ほどやってはいけないこととして、刺激の強い洗顔を挙げました。
40代の正しいエイジングケアのためには、優しい洗顔とクレンジングが大切です。
セラミドを洗い流さないようなクレンジングを意識しましょう。
クレンジング料や洗顔料は、刺激の少ないものに切り替えていくことが40代のエイジングケアにとって大切です。
また、濃いメイクをしないことで洗浄力の強いクレンジング料を使う必要がなくなります。
さらには、ダブル洗顔も不要になるようなメイクを心掛けましょう。
一方、40代は、ターンオーバーが遅くなることで、角質層が厚くなってお肌がゴワゴワしたりすることもあります。
そんな場合は、酵素洗顔を取り入れることも考えましょう。
ただし、酵素洗顔料は刺激の少ない自分にあったものを選びましょう。
40代の酵素洗顔の詳しい情報は、「酵素洗顔活用法!40代や50代からのエイジングケアのコツ」をご覧ください。
④抗酸化を意識した生活でエイジングケア
からだやお肌の酸化は40代のエイジングケアにとって大敵です。
年齢とともに体内の抗酸化成分であるSOD(Super Oxide Dismutase=スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)やグルタチオンも減少してきます。
そんな40代のエイジングケアは、抗酸化を意識することが大切です。
酸化や抗酸化の基本は、「お肌の酸化は老化の大敵!防ぐための対策とエイジングケア」をご覧ください。
また、エイジングケアを意識した食べ物については、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」や「スーパーフードはアンチエイジング・美容・ダイエットに効果!」を参考にしてください。
さらに、「美女が実践する抗酸化を意識したエイジングケア」も参考になります。
⑤抗糖化を意識した生活でエイジングケア
酸化と並んで最近、老化や成人病の原因の1つとして注目を浴びているのが、糖化。
糖化とは、からだの中で起こっている焦げのようなもので、お肌の老化やさまざまな病気に関係しているといわれています。
糖化とは糖とたんぱく質がくっつくことによって、線維芽細胞やコラーゲン、エラスチンなどが変性してしまうことがお肌に悪影響を与えることが大きな問題です。
お肌が糖化すると黄ぐすみになります。
40代のエイジングケアでは、糖化を避けるための積極的な生活も大切です。
そんな抗糖化を意識した生活についての詳しい情報は、「肌老化の原因「糖化」を予防する対策は5つのポイントで!」をご覧ください。
<第3章のまとめ>
40代のエイジングケアは、止めるべきことと積極的にやるべきことを理解することから。
やめるべきは、
刺激の強い洗顔、化粧水のパッティング、アルコール配合化粧品の使用、肌悩みへの間違ったスキンケア、喫煙習慣などのよくない生活習慣です。
積極的に取り組みたいのは、
紫外線対策とアフターケア、保湿力の高いお肌を目指すこと、優しいクレンジングと洗顔、抗酸化、抗糖化です。
エイジングケア化粧品以外でもできることがあるので、ぜひ、実践しましょう。
4.40代のエイジングケア化粧品の選び方の基本
1)化粧品のランキングや口コミも参考に
今や、エイジングケア世代の女性のほうが若い女性よりも多い時代。
そんな中、百貨店、専門店、ドラッグストアからコンビニに至るまで、さまざまな店舗でエイジングケア化粧品が販売されています。
さらに、通信販売も増え、アマゾン、楽天、ヤフーなどでもエイジングケア化粧品が市販されるようになってきました。
そのため、たくさんのエイジングケア化粧品の中から自分にあったものを選ぶことが難しくなってきました。
しかし、化粧水ランキングをはじめとするエイジングケア化粧品のランキングや口コミもたくさんあります。
これらは、40代の女性にとってエイジングケア化粧品を選ぶための情報を得る上で参考になります。
過度にランキングや口コミに頼らないなら、十分に参考になるでしょう。
<参考記事>
*30代必見!20代と40代が答えたエイジングケアのスタート年齢と理由
2)エイジングケア化粧品はどのアイテムを選ぶのか?
エイジングケア化粧品といっても、化粧水、美容液、保湿クリーム、乳液などのアイテムがあります。
これらは、どれか1つを選べばよいわけではなく、1つ1つに役割があります。
また、フェイスマスクもあります。
それぞれ保湿における得意分野が違うので、どれか1つにこだわらずに上手に使い分けましょう。
フェイスマスクはおおむね美容液と同じ役割で、乳液は保湿クリームに近い役割です。
また、オールインワン化粧品は時短ケアにはよいのですが、40代のエイジングケア化粧品として、これだけを使うことはオススメできません。
40代のアイテム別のエイジングケア化粧品の選び方は、次の記事も参考にしてください。
*40代におすすめのエイジングケア化粧水!選び方・使い方は肌悩みで!
*30代~40代でほうれい線を消すエイジングケア化粧水!選び方は?
*40代のおすすめの美容液の選び方!ランキングよりエイジングケア
*40代にオススメのクレンジングはランキングだけで選ばない!
3)エイジングケア化粧品は、肌悩みと成分で選ぶことが基本
40代のエイジングケア化粧品の選び方は、40代のエイジングインデックスを考慮して、自分のお肌に足りない成分や抗酸化作用のある成分の配合したエイジングケア化粧品を選ぶことが大切です。
しかし、先ほども触れたとおり、ヒアルロン酸が減ったからといって、ヒアルロン酸を化粧品で補えばお肌のヒアルロン酸が増えるわけではありません。コラーゲンやエラスチンも同じです。
では、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンを化粧品で補うことが無駄かといえば、そうではありません。
なぜなら、ヒアルロン酸はとても保湿力の高い成分あり、40代のエイジングケアにも有用だからです。
コラーゲンやエラスチンにも保湿する力があります。
だから、これらの成分の化粧品成分としてのはたらきと期待効果を知った上で、エイジングケア化粧品を選べばよいのです。
一方、40代のエイジングケアでは、肌悩みからもエイジングケア化粧品を選ぶことも大切です。
そこで、次の章から40代のエイジングケアで選びたい成分と肌悩みから考えるエイジングケア化粧品の選び方のポイントをご紹介します。
4)必要な際はメイクで肌悩みを隠す
40代になると、エイジングケアやスキンケアだけでは解決しない肌悩みも。
そんな場合は、メイクで上手に隠すことも大切です。
いろんな肌悩み別のメイクの方法を覚えておくと便利です。
<参考記事>
*40代の目の下のクマをナチュラルに隠すメイク法のレッスン動画
*40代の血行の悪いくすみ肌はメイク前のマッサージの動画レッスン
*40代のしみ・そばかすはメイクでこうカバー!|メイクレッスン動画
<第4章のまとめ>
エイジングケア化粧品の種類が増え、選ぶことが難しくなっています。
ランキングや口コミも参考にするにはよい情報です。
しかし、40代でエイジングケア化粧品を選ぶ際は、肌老化の状態を知るとともに、自分の肌悩みに合った成分を考えて選ぶことが基本です。
また、アイテムは上手に使い分けましょう。
さらに、メイクで肌悩みを隠す方法もマスターすると便利です。
5.成分で考える40代のエイジングケア化粧品の選び方
1)40代のエイジングケアで使いたい保湿成分
①水溶性成分
プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸などがオススメの水溶性成分(ヒューメクタント)です。
なかでも、プロテオグリカンはヒアルロン酸を増やしたり、コラーゲンを増やす作用なども実験で認められています。
プロテオグリカンは高価なエイジングケア化粧品成分なので、それが配合されたエイジングケア化粧品は価格が高い傾向にありますが、40代のエイジングケアには試してみたい成分の1つです。
水溶性成分は、エイジングケア化粧水にオススメの成分です。
<参考記事>
②油溶性成分
セラミド、スクワラン、シアバター、ワセリンなどがオススメの油溶性成分(エモリエント)です。
なかでも、セラミドは油だけではなく水にもなじむ親水基も持っているので、化粧水や美容液でも使われ、お肌のバリア機能の維持のための保湿成分です。
先ほどもお話したとおり、化粧品成分としてのセラミドはお肌が元から持つ成分と近いはたらきをしてくれるので、40代のエイジングケアには特に使いたい油溶性の保湿成分です。
中でも、ヒト型セラミドは、人のセラミドとほぼ同じ構造なので特にオススメです。
スクワランやシアバターは、皮脂膜に似たはたらきで水分の蒸発を防ぐことで保湿作用を発揮する成分です。
これらをエイジングケア保湿クリームなどで補うことも40代のエイジングケアに有効です。
セラミドは、セラミド美容液やセラミドクリームがオススメです。
2)40代のエイジングケアで使いたいエイジングケア化粧品成分
保湿作用以外の機能性の高いエイジングケア化粧品成分には、ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体などがあります。
ほかにもプラセンタエキス、ビタミンE誘導体、フラーレンやアスタキサンチンなどの抗酸化作用のある成分も40代のエイジングケアにオススメです。
これらのエイジングケア化粧品成分の詳しい情報は、下記をご覧ください。
①ナールスゲン
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチンに加え、コラーゲンを美しい構造に導くたんぱく質であるHSP(ヒートショックプロテイン)47も増やす実験データを持つエイジングケア化粧品成分です。
刺激が少なく、とても分子量の小さなお肌に浸透しやすい成分で、保湿作用、光老化の軽減作用、グルタチオンを増やす作用などのさまざまな特徴もあり、40代のエイジングケアにオススメです。
②ネオダーミル
ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれたエイジングケア化粧品成分です。
グリセリン、水、メチルグルコシド6 リン酸(MG6P)、銅、リシン、プロリンを混合したエイジングケア化粧品成分です。
2013年のパリ開催のIn Cosmeticsで、イノベーションアワード金賞を受賞しています。
40代のしわやたるみのエイジングケアに重要とされるⅢ型コラーゲンを増加させることがわかっています。
③ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体とは、ビタミンC本来の力を化粧品で発揮させるために、少し加工したものです。
ビタミンC誘導体には、エイジングケア効果や美白効果などさまざまなよい効果がある一方、刺激もあるので万能ではありません。
また、高濃度であればよいわけでもありません。
だから、ビタミンC誘導体化粧水は慎重に選ぶ必要があります。
ビタミンC誘導体には、水溶性、油溶性のほかに両性のものもあります。
化粧水には水溶性ビタミンC誘導体配合のものがおすすめで、油溶性ビタミンC誘導体は、保湿クリームがおすすめです。
*テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)は油溶性ビタミンC誘導体
*3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸はセラミドを増やすビタミンC
④ビタミンA誘導体
レチノールやレチノイン酸トコフェリルなどのビタミンA誘導体は、ターンオーバーを促進し、コラーゲン産生を促して、エイジングケアが必要な世代のお肌のハリアップに効果が期待できます。
また、ニキビ跡のケアにも使われる美容成分です。
⑤ヒト幹細胞培養液
ヒト幹細胞培養液には、アミノ酸やたんぱく質、糖質、脂質に加えてEGF、FGFをはじめVEGF、HGF、IGF、アディポネクチンなど多くの成長因子が含まれています。
これらは、40代のエイジングケアに大切な美容成分です。
⑥ナイアシンアミド
ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、ニコチン酸アミドとも呼ばれる効果が高い成分です。医薬部外品の承認を受けていて、エイジングケア化粧品にもよく配合される人気の成分です。
セラミドを増やすはたらき、メラニンを抑えてシミやソバカスを予防する美白の効果、コラーゲンを増やしてシワを改善する効果があります。
⑦カルノシン
カルノシンには、酸化や糖化を防ぐはたらきがあることがわかっています。
そのため、肌やからだの老化を防ぐという研究報告がいくつかあります。
今では、サプリメントや化粧品としても使われています。
カルノシン配合の化粧品は、40代の肌のハリをキープし、シワやほうれい線の予防的なケアに期待ができます。
⑧マンダリンオレンジ果皮エキス
マンダリンオレンジ果皮エキスは、ミカン科の果実であるマンダリンオレンジの果皮から抽出された美容成分。
角層のキメとツヤを保つ効果があり、肌に透明感を与える美容成分として注目されています。
また、天然保湿因子(NMF)のもととなるたんぱく質であるフィラグリン分解酵素の産生促進作用があります。
これは、天然保湿因子(NMF)を増やすはたらきです。
3)40代からのエイジングケアで避けたい成分
40代を迎えると、角質は厚くなる一方でお肌の表皮や真皮は全体的に薄くなる傾向にあり、刺激を受けやすくなってきます。
だから、40代のエイジングケアでは刺激のある成分は避けたほうがよいのです。
そんな代表例は、さきほど触れたアルコールです。
ほかでは、PG(プロピレングリコール)なども刺激があるので避けたい成分です。
また、合成香料、合成着色料、石油系界面活性剤なども避けたい成分です。
40代のエイジングケア化粧品の選び方で避けたい成分の考え方は、「敏感肌化粧品はこれがオススメ!ランキング不要の選び方」を参考にしてください。
<第5章のまとめ>
40代では、保湿力の高いセラミドなどの保湿成分、コラーゲンを増やすナールスゲンやビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体などのエイジングケア化粧品成分の両方が配合されたエイジングケア化粧品を選びましょう。
6.肌悩みから考えるエイジングケア化粧品の選び方
1)40代の肌悩みの多くは乾燥から
肌悩みからエイジングケア化粧品を選ぶといっても、エイジングケア化粧品の基本と肌悩みの原因との関係を知ればそれほど選び方は複雑ではありません。
なぜなら、エイジングケア化粧品といってもそのはたらきの基本は、「保湿」だからです。
そして、多くの肌悩みに共通する原因は、お肌の乾燥です。
だから、40代であっても30代、50代、60代でもエイジングケア化粧品の選び方は、大きく変わるものではありません。
エイジングケア化粧品の役割の基本は、乾燥肌の予防や改善です。
40代の肌悩み別のエイジングケア化粧品の選び方は、
「保湿力を高めるには、どんな成分を選べばよいのか?」
が最初の問いかけなのです。
まず大切なことは保湿力の高い成分が十分に配合されていて、刺激のある成分が少ないことです。
だから、バリア機能の正常化をサポートするセラミド、中でもヒトのセラミドと構造がほとんど同じであるヒト型セラミドを配合しているエイジングケア化粧品を選びましょう。
それ以外では、セラミドとは違う作用で保水する成分を組み合わせましょう。
それに加えて、先ほど説明したエイジングケア化粧品成分や抗酸化作用を持つ成分の配合されたエイジングケア化粧品を選びましょう。
などは、そんなエイジングケア化粧品でしっかり乾燥肌対策を行えば、改善することが可能です。
2)肌老化による肌悩みとエイジングケア化粧品
肌悩みはエイジングケア化粧品だけでは改善しない場合もたくさんあります。
目の下のくまの中で、たるみで起こる黒くまや青くまはエイジングケア化粧品では改善することができません。
ほかにも顔のむくみを改善したり、深いシワやほうれい線を消すこともできません。
エイジングケア化粧品はあくまで予防美容的に使うものなので、40代以前からの予防を行いましょう。
エイジングケアアカデミーでは、さまざまな肌悩みの対策を紹介していますので、ぜひ、そちらも参考にしてくださいね。
なお、40代で初めてエイジングケア化粧品を選ぶ、使うという方は、「30代、初めてのエイジングケア化粧品。失敗で老け顔に!」も参考にしてくださいね。
3)肌荒れがあれば抗炎症成分も
肌荒れや大人ニキビなどの場合は、アラントインやグリチルリシン酸2Kなど炎症を鎮める成分もおすすめです。
40代ではこうした成分についても必要に応じて使いましょう。
<第6章のまとめ>
エイジングケア化粧品は、乾燥が原因で目立つ小じわなどの肌悩みなら、乾燥を改善することで目立たなくすることが可能ですが、真皮などの衰えによるたるみや血行不良が原因の目の下のクマ、顔のむくみは改善できません。
40代より前からエイジングケアで肌悩みを予防しましょう。
7.40代のエイジングケアを考えたナールスブランド
40代からのお肌の状態、肌悩みを考えて開発したのがナールスブランドのエイジングケア化粧品です。
主力成分は、先ほどご紹介したナールスゲンですが、製品ごとにその目的に合わせてネオダーミル、セラミド、ビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体、ビタミンE誘導体、プロテオグリカン、プラセンタエキス、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸など保湿とエイジングケアを考えた配合に工夫を凝らしました。
また、ナールスブランドのエイジングケア化粧品は、40代以降のエイジングケアで刺激となる成分を可能な限り配合していません。
具体的には、アルコール、着色料、香料はいずれの製品にも配合せず、敏感肌に方でも使えるように考えました。
また、防腐剤、界面活性剤などは品質上、最低限の配合は行いながらも、製品ごとに異なる防腐剤を使うことで、いずれかの製品を使える工夫を凝らしました。
たとえば、エイジングケアローション「ナールスピュア」には、パラベンは使わずフェノキシエタノールを使っています。
一方、エイジングケア保湿ナールスユニバには、パラベンもフェノキシエタノールも使っていません。
エイジングケア美容液「ナールスネオ」は、直接的にはパラベンもフェノキシエタノールも使いません。
キャリーオーバー成分として、微量のパラベンとフェノキシエタノールがもとの原料に含まれています。
このほか、ナールスゲン配合のナールスブランドの製品には、次の3つがあります。
バイオセルロースのフェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」
ダマスクローズの芳醇な香りのハンドクリーム「ナールス ロゼ」
また、ナールスゲンを配合していない製品は、1つです。
アミノ酸系界面活性剤のクレンジングジェル「ナールス エークレンズ」
ナールスブランドは、全部で8つのアイテムのエイジングケア化粧品ですが、すべて香料や着色料は配合していません。
このようにナールスブランドは、40代以降のエイジングケアのために期待できる実感と刺激の少なさを強く意識して開発したエイジングケア化粧品です。
*ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら、「ナールスコム」
<ナールスブランドの化粧品の使い方>
<第7章のまとめ>
40代のエイジングケア化粧品の選び方で大切なことは、まず保湿力の高い成分が適度な濃度で配合されたものを選ぶことです。
保湿成分としては、バリア機能を保持するはたらきのあるセラミドがオススメです。
ほかでは、ナールスゲンを始めとするエイジングケア化粧品成分が配合されたものもオススメです。
また、肌悩みの多くは、お肌の乾燥が関与している場合が多いので、肌悩み別でエイジングケア化粧品を選ぶ場合も、重視すべきは保湿力の高い成分が配合されたものを選ぶことです。
ナールスブランドは、そんな40代からのエイジングケアを真剣に考えたエイジングケア化粧品です。
8.40代におすすめしたい人気のエイジングケア化粧品
40代に人気があるおすすめのエイジングケア化粧品をご紹介します。
ここでは、@コスメや楽天、アマゾン、美容雑誌などで人気が高く、ランキング上位にある、おすすめのエイジングケア化粧品を選ぶ際のポイントをご紹介します。
40代の方がエイジングケア化粧品を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
なお、ご紹介の順序が人気やおすすめの順でありません。
1)THREEエミング クレンジングバーム
メーカー:ACRO(アクロ)
容量:85g
価格:6,600円(税込)
<特徴や評価>
クレンジングの工程は、どうしてもお肌に負担がかかります。
年齢を重ねたら、なるべくお肌に負担をかけないクレンジング料を選ぶことが必要です。
40代になった方は、お肌への負担が少ないクレンジングジェルをはじめ、クリームタイプなどの乾燥肌・敏感肌でも使えるクレンジング料に切り替えることをおすすめします。
こちらのアイテムは、バーム状で植物油、植物ワックス、植物ロウのブレンドからつくられています。
油脂系のオイルは40代のエイジングケアにもオススメで、クレンジングの際に優しく肌をほぐしながら、メイクや古い角質などをしっかり落とすことができます。
また、水でさっと乳化するという特徴があります。
すすぐ時にスムーズにクレンジング料を落とせますので、肌に余計な負担がかかりません。
<全成分表示>
トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、スクワラン、ホホバ種子油、コメヌカロウ、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、ジオレイン酸ポリグリセリル-10、ミツロウ、カルナウバロウ、セスキカプリル酸ポリグリセリル-2、シア脂、オリーブ果実油、クダモノトケイソウ種子油、サイペラスエスクレンタス根油、マンゴー種子脂、チャ種子油、ザクロ種子油、ケーパー果実エキス、オレンジ果皮油、ラベンダー油、ニオイテンジクアオイ油、ローズマリー葉油、ウイキョウ果実油、ダマスクバラ花油、ヒメコウジ葉油、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸デキストリン、トコフェロール
2)ソフィーナボーテ 高保湿化粧水 とてもしっとり
メーカー:花王
容量:140ml
価格:2,970円(税込)
<特徴や評価>
ケラチン保水処方の保湿化粧水です。
エイジングケアにおいて保湿はとても大切。
40代になると真皮の衰えが目立ち線維芽細胞の活力はかなり低くなります。
エイジングサインが目立ちやすくなりますので、保湿による乾燥肌のスキンケアに力を入れることが必要です。
こちらの化粧水は、高保湿成分に月下香培養エッセンスαを配合しており、高い保湿力を期待できます。
比較的リーズナブルなお値段なので、気軽に朝のスキンケアにも夜のスキンケアにも使うことができるのもうれしいですね。
ソフィーナボーテ 高保湿化粧水には<しっとり>と<とてもしっとり>の2つのタイプが用意されています。
こちらの<とてもしっとり>は、よりしっとり感を実感できるのでおすすめです。
ほのかな花雫の香りにリラックスした心地よさを感じることができます。
ただし、低濃度ですがアルコール(エタノール)が配合されているので敏感肌や刺激に弱い方は要注意です。
<全成分表示>
水、グリセリン、プロパンジオール、DPG、PEG-32、メチルグルセス-20、アスナロ枝エキス、チューベロース多糖体、ショウガ根エキス、ユーカリ葉エキス、アミジノプロリン、コハク酸ジグリコールグアニジン、ヒアルロン酸Na、スクワラン、BG、オクチルドデセス-20、(イソステアリン酸/ミリスチン酸)グリセリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、PEG-12ジメチコン、ヒドロキシプロピルグアーガム、キサンタンガム、PEG-65M、リン酸Na、リン酸2Na、エタノール、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、香料
3)アンプルール ラグジュアリー・デ・エイジ リフティングローションEX V
メーカー:ハイサイド
容量:120ml
価格:6,600円(税込)
<特徴や評価>
美容液成分を贅沢に配合した化粧水です。うるおいの通り道をつくるアクアナビゲーターがはたらき、美容成分をお肌の奥にすばやく届けます。
エイジングケア化粧品成分がしっかり浸透することで、きゅっと引き締まったみずみずしいお肌を育みます。
年齢とともに衰えがちな美肌再生成分GF(グロースファクター)のエイジングケア効果を底上げするGFブースターを配合。
GFへの反応力がアップし若々しいお肌の実現が期待できます。
ラグジュアリー・デ・エイジは、皮膚科医が開発したアンプルールのエイジングケアラインです。たるみや毛穴の悩み、乾燥などのエイジングサインに悩んでいる40代の方は、使用してみることをおすすめします。
さらりとしていながらもコクがあるテクスチャーで使いやすいです。
かなり高価格ですがアルコールフリー化粧水なので刺激もなく使いやすいのもメリットです。
<全成分表示>
水、サッカロミセス/コメ発酵液、ペンチレングリコール、ジグリセリン、BG、シクロヘキサン‐1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、グリセリン、グリコシルトレハロース、PEG-60水添ヒマシ油、PEG-100水添ヒマシ油、加水分解水添デンプン、トレハロース、プロパンジオール、プラセンタエキス、グリチルリチン酸2K、加水分解コラーゲン、アスコフィルムノドスムエキス、ヒアルロン酸Na、イソマルト、オレイン酸ポリグリセリル‐10、ソルビトール、キハダ樹皮エキス、ツボクサエキス、スーパーオキシドジスムターゼ、ジメチルMEA、ヘキサカルボキシメチルジペプチド‐12、ラウリン酸ソルビタン、ヒドロキシエチルセルロース、アセチルジペプチド‐1セチル、アルガニアスピノサカルス培養エキス、レシチン、エルゴチオネイン、アセチルヘプタペプチド‐9、コロイド性金、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、香料
4)SK-Ⅱフェイシャル トリートメント エッセンス
メーカー:P&Gプレステージ
容量:75ml、160ml、230ml
価格:9,350円(税込)、18,700円(税込)、24,200円(税込)
<特徴や評価>
こちらの化粧水は、SK-Ⅱの独自成分ピテラ™を90%以上含むという特徴があります。
ピテラとは、ガラクトミセス培養液のこと。
「ガラクトミセス」は天然酵母の一つであり、それを培養してできるのが、ガラクトミセス培養液です。
アミノ酸やミネラル、ビタミン類を豊富に含み、揺らぎやすい肌のコンディションを整え、みずみずしい肌を育みます。
肌になじみやすく、さらりとした使い心地にはリピーターも多く、長年の愛用者も存在します。
このシリーズには、化粧水のほかに、洗顔料や乳液も揃っています。
同じシリーズでトータルにケアする方法も有効です。
ただし、高価格なので購入のハードルは高くなります。
<全成分表示>
ガラクトミセス培養液、BG、ペンチレングリコール、水、安息香酸N、メチルパラベン ソルビン酸
5)ソフィーナ ライズ・バイタルリッチ バイタルリッチ ローション Ⅲ (しっとり)
メーカー:花王
容量:140ml
価格:3,850円(税込)
<特徴や評価>
乾燥しがちな40代のお肌に、うるおいを与える化粧水です。
角質層の隅々までうるおいを届けます。
セラミドのはたらきを補い、みずみずしいハリのあるお肌に導きます。
お肌になじみやすいのでベタつかず使いやすいです。
肌の保水・保湿効果を高めるアクアフィクサーEX、うるおいセラミドβ、ユーカリエキスを配合している点も特徴です。
比較的コストパフォーマンスはよく、日々のスキンケアに気をはらずに使うことができます。
年齢を重ね、保湿成分が少なくなったお肌のエイジングケアには、このような化粧品を活用するとよいでしょう。
ただし、無着色なのですが、PGやアルコール(エタノール)が配合されているので敏感肌や刺激に弱い方は要注意です。
<全成分表示>
水、グリセリン、メチルグルセス-20、PG、PEG-32、ユーカリエキス、褐藻エキス、アスナロエキス、ヒドロキシエチルイソステアリロキシイソプロパノールアミン、コハク酸ジグリコールグアニジン、アミジノプロリン、コハク酸、BG、セチルジメチルブチル、(イソステアリン酸/ミリスチン酸)グリセリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、スクワラン、オクチルドデセス-20、オクチルドデセス-25、ヒドロキシプロピルグアーガム、エタノール、メチルパラベン、香料
6)アスタリフト ホワイト エッセンス インフィルト
容量:30ml
価格:7,700円(税込)
<特徴や評価>
独自成分であるナノAMAとナノオリザノールをたっぷりと配合した美白美容液です。
美白成分は、ビタミンC誘導体であるリン酸L-アスコルビルマグネシウムが使われています。
エイジングケアにおいて、美容液は特に大切です。
40代に入ったなら、美容液をエイジングケアに適した化粧品に切り替えることが大切。
美白美容液ながらエッセンス インフィルトは、世界最小クラスの保湿成分であるナノAMAが角質のすみずみまで浸透し、透き通るような透明感とツヤのある美肌に導きます。
のびやかなつけ心地で使いやすく、日々のスキンケアに最適です。
米ぬかなどから抽出した、植物由来のうるおい成分オリザノールも配合されています。
ただし、アルコールが配合されているのでその点は要注意です。
<全成分表示>
有効成分:リン酸L-アスコルビルマグネシウム、グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分:コラーゲン・トリペプチド F、水溶性コラーゲン液、アスタキサンチン液、N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン、γ-オリザノール、ツボクサエキス、水溶性ツボクサエキス、酵母エキス(3)、マロニエエキス、天然ビタミンE、大豆リン脂質、BG、濃グリセリン、ペンチレングリコール、アルカリゲネス産生多糖体、ベタイン、ジグリセリン、DPG、エタノール、POEメチルグルコシド、POE水添ヒマシ油、オレイン酸ポリグリセリル、ショ糖脂肪酸エステル、POEフィトステロール、グリセリン、メチルパラベン、フェノキシエタノール、香料、粘度調整剤、pH調整剤
7)ソフィーナ ホワイトプロフェッショナル 集中美白スティックET
メーカー: 花王
容量:3.7g
価格:4,400円(税込)
<特徴や評価>
狙ったところに効果的に機能する集中美白スティックです。
天然由来の美白有効成分カモミラETが配合されており、メラニンの生成を抑制し、シミ・ソバカスを予防します。
ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、白樺エキス、キキョウ根エキス、アスナロ抽出液など、新処方のモイストブライト成分が保湿効果を発揮し、くすみの目立たない透明感のあるみずみずしいお肌に導きます。
花柑蜜の香りによるリラックス効果も高評価ポイントです。
特に、シミ・ソバカスを生じさせたくない部分など、1カ所つき2〜3回円を描くように使用します。
なお、顔全体用には同シリーズの美白美容液ET(40g/6,050円)があるので、併用する方法もあります。
低濃度ですがアルコール配合なのでその点は要注意です。
<全成分表示>
カモミラET、グリチルレチン酸ステアリル、メチルシロキサン網状重合体、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、アルキル-1,3-ジメチルブチルエーテル、オリブ油、ワセリン、ヘキサメチレンジイソシアネート/トリメチロールヘキシルラクトン架橋ポリマー、マイクロクリスタリンワックス、高融点パラフィン-1、セレシン、POE水添ヒマシ油、水、BG、ポリエチレンワックス、アスナロ抽出液、ポリオレフィンワックス、キキョウ根エキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、酸化Ti、雲母Ti、シラカバエキス、スクワラン、無水ケイ酸、無水エタノール、エタノール、BHT、香料
8)ランコム ジェニフィック アドバンスト N
メーカー:ランコム
容量:30ml 、50ml、115ml(数量限定)
価格:11,000円(税込) 、15,400円(税込)、27,500円(税込)
<特徴や評価>
人気のランコムの美容液がパワーアップ!
エイジングケアは特に美容液にこだわりたいですよね。
こちらの美容液には、先進技術が活かされたビフィズス菌培養溶解質や酵母エキスなどの美肌菌が配合されており、角質層のうるおいを引き出し若々しい美肌を実現します。
朝・晩、適量を手に取り、洗顔後すぐのお肌になじませます。
顔だけでなくデコルテにも使うとよいでしょう。
さらさらとしたテクスチャーで、美容液特有のベタつきが気になりません。
使い続けることで、年齢に負けない美肌が育まれます。
高級感のあるボトルも、お手入れへのモチベーションを高めてくれます。
効果を実感できる美容液をお探しの方は、使用してみてはいかがでしょうか。
ただし、アルコールやフェノキシエタノールの濃度が高いのでお肌が弱い方は要注意です。
<全成分表示>
水、BG、ビフィズス菌培養溶解質、変性アルコール、グリセリン、ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸、アスコルビルグルコシド、安息香酸Na、フェノキシエタノール、アデノシン、酵母エキス、PEG-8、PPG-3ミリスチル、サリチロイルフィトスフィンゴシン、ポリアクリロイルジメチルタウリンアンモニウム、リモネン、リナロール、カプリリルグリコール、カルボマー、メチルグルセス-20、水酸化K、シトロネロール、香料
9)エトヴォス モイスチャライジングセラム
メーカー:エトヴォス
容量:50ml
価格:4,400円 (税込)
<特徴や評価>
年齢を重ねるとお肌が乾燥しやすくなり敏感肌や乾燥肌、インナードライ肌に悩まされる人は少なくありません。
こちらの保湿美容液は、敏感肌や乾燥肌などのデリケートなお肌のためにつくられたアイテムです。
保湿力の高いヒト型セラミドをバランスよく配合しており、キメの整った若々しいお肌へと導きます。
石油系界面活性剤、鉱物油、パラベン、合成香料、着色料はフリーなので比較的安心してお肌に使うことができます。
セラミド以外にも、ヒアルロン酸やアミノ酸などの保湿成分、植物性プラセンタエキスやスクワラン、シアバターなどのエモリエント成分も配合され、使い続けるほどにお肌の変化を実感できます。
<全成分表示>
水、グリセリン、ラベンダー花水、BG、1,2-ヘキサンジオール、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド5、セラミド6Ⅱ、フィトスフィンゴシン、コレステロール、フィトステロールズ、ヒアルロン酸Na、PCA-Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸Na、リシンHCl、ヒスチジンHCl、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、アラントイン、スクワラン、ホホバ種子油、メドウフォーム油、シア脂、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ベヘニルアルコール、水酸化K、キサンタンガム、カルボマー、水添レシチン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルラクチレートNa、ステアロイルラクチレートNa、ラベンダー油、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール
10)ライースリペア インナーモイスチュアクリームNo.11
メーカー:勇心酒造
容量:40g
価格:8,800円(税込)
<特徴や評価>
皮膚水分保持能を改善する効果が認められた「ライスパワーエキスNo.11」が贅沢に入った医薬部外品のクリームです。
乾燥によるダメージをケアして、つややかな肌に導きます。
うるおいが長時間持続するので、乾燥しやすい40代のお肌のケアに最適です。
フェイスクリームですが、テクスチャーは軽やかでべたつかず、使いやすい点も高評価ポイントです。
スキンケアの最後はクリームでしっかりケアをして、有効成分をお肌にキープしましょう。
クレンジングジェルから化粧水、日中美容液まで揃っているので、シリーズで揃えてライン使いするのも効果的です。
40代のエイジングケアには、年齢とともに衰えがちな機能をサポートするエイジングケア化粧品成分配合の化粧品を選ぶとよいでしょう。
ただし、エタノール(アルコール)の配合量が比較的多いので注意が必要です。
<全成分表示>
有効成分:ライスパワーNo.11(米エキスN0.11)
その他の成分:水、1,3‐ブチレングリコール、2‐エチルヘキサン酸セチル、植物性スクワラン、メチルポリシロキサン、濃グリセリン、ホホバ油、メドウフォーム油、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチルアルコール、ステアリン酸、N‐ラウロイル‐L‐グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2‐オクチルドデシル)、エタノール、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、モノステアリン酸ソルビタン、トリメチルグリシン、バチルアルコール、N‐ステアロイル‐L‐グルタミン酸ナトリウム、メチルパラベン、オレンジ果汁、天然ビタミンE、ブチルパラベン、プロピルパラベン、エデト酸二ナトリウム、疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース、モモ果汁、キサンタンガム、ノバラエキス、クエン酸、クエン酸ナトリウム
11)maina アイクリーム
メーカー: イルミルド製薬
容量: 15g
価格:2,780 円(税込)
<特徴や評価>
エイジングサインが現れやすい目元。
年齢を感じやすい場所だからこそ、40代になれば専用のエイジングケア化粧品でしっかりケアしておきたいですね。
こちらのアイクリームは、便利な3点ローラーが付いた使いやすいアイテムです。
アロエベラエキス、ユズ果実エキス、ゲットウ葉エキス、ムラサキバレンキクエキス、オニイチゴ根エキスという5種類の天然エキスを配合しており、目元のハリとうるおいを守ります。
また、アルブチン、ビタミンC誘導体のW主剤で、シミやくすみにWでアプローチ。
パッチテスト済みなので、敏感な目元にも安心して使うことができます。
高価格ですが、目元のしわが気になる方などにおすすめです。
エイジレスな目元を維持するためにも、使用してみてはいかがでしょうか。
<全成分表示>
水、グリセリン、プロパンジオール、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、トリエチルヘキサノイン、ベヘニルアルコール、ポリソルベート60、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、ステアリン酸ソルビタン、メドウフォーム油、グリチルリチン酸2K、ムラサキバレンギクエキス、オニイチゴ根エキス、ヒアルロン酸Na、アロエベラ葉エキス、 ゲットウ葉エキス、ユズ果実エキス、 カンゾウ根エキス、グリコシルトレハロース、グリセリルグルコシド、トコフェロール、加水分解水添デンプン、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ ベヘニル)、BG、ヒドロキシエチルセルロース、水酸化Na、EDTA-2Na、ジメチコン、カルボマー、エタノール、フェノキシエタノール
<第8章のまとめ>
さまざまなメディアやウェブ、美容雑誌などで人気やおすすめの40代のエイジングケア化粧品を11アイテムご紹介しました。
それぞれ特徴があり、さまざまな工夫がなされていてメリットがあります。
一方、成分や価格面から誰にでも使えるというわけでもありません。
肌質や経済事情を考慮して自分に合ったものを選ぶための参考にしてくださいね。
9.40代後半からのエイジングケアのために知っておきたいお肌と身体のこと
1)45歳以降の老化と更年期
40代の半ばを過ぎ50代になるとお肌の老化はさらに進んでしまいます。
残念ながら老化を止めることはできませんが、しっかりとエイジングケアを行うことで抑制することは可能です。
さて、40代後半からの最も大きな変化は、更年期にさしかかることです。
エイジングケアを実践する上でも、更年期について理解することも大切です。
一般的に、45歳~55歳の約10年間を「更年期」と呼びますが、多くの女性がこの期間に閉経を迎えます。
閉経によって、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少すると、自律神経のはたらきが乱れ、更年期障害あるいはそれに近い症状が起こってしまう場合もあります。
更年期障害の症状としては、肩こり、だるい、頭痛、のぼせ、発汗、腹痛、腰痛、不眠、動悸・息切れ、イライラ、めまい、抑うつ状態などさまざまです。
また、更年期障害ではなくても、便秘や冷え性なども40代によくある症状です。
こうした症状は、肌荒れなどお肌にも影響を与える場合もありますので、ひどい場合は早めに医師に相談しましょう。
<参考記事>
*「メノポーズ(閉経)週間」だから、女性ホルモンによる肌悩みと体調不良を考えよう
*女性ホルモンのバランスを整えて美肌をキープ!(飯塚美香さん)
2)更年期のお肌への影響と睡眠
女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンがあります。
エストロゲンは肌の状態に影響を与えているホルモンです。
角層の水分の保持やコラーゲンの合成をサポートすることで、しわやたるみを予防するはたらきがあります。
また、プロゲステロンには皮脂の分泌を促進するはたらきがあります。
これらの2つのホルモンがともに減ってしまうことで、肌荒れ、乾燥肌、お肌の老化が起こりやすくなるのです。
こうした更年期でのからだやお肌での対策で大切なのは睡眠です。
質の高い睡眠は、場合によってはエイジングケア化粧品よりも大切なのです。
睡眠と肌の関係については、「夜の上手なスキンケアとエイジングケアでハリ・ツヤ美肌!」や「美肌は質の高い睡眠中に作られる!3つのホルモンを活かす4つの対策」を参考にしてください。
3)更年期のスキンケアで意識したいこと
ここまでは、顔のスキンケアを中心にお話を進めてきましたが、40代、特に40代半ば以降は、ボディや手肌の保湿ケアやエイジングケアも大切です。
からだや手肌を洗う場合も、ゴシゴシ擦ることは避け優しく洗いましょう。
また、ボディ用の洗浄剤もできるだけ刺激の少ないものを選んだり、手肌も保湿力の高いエイジングケアハンドクリームを選ぶなど、全身のエイジングケアをしっかり意識しましょう。
ハンドクリームの選び方は、「ハンドクリームのランキングでは明かされない選び方と使い方」をご覧ください。
また、エイジングケアにオススメのハンド美容ジェルは、ダマスクローズ50%配合「ナールスロゼ」。
<参考記事>
4)更年期のエイジングケアで大切な栄養素
更年期では、女性ホルモンが減少するのでそれを代替できる栄養素や抗酸化作用のある栄養素を意識して取りましょう。
特に意識したいのがポリフェノール。
ポリフェノールは、紫外線による酸化やストレスからからだやお肌を守る栄養素です。
細胞を傷つけてからだやお肌の老化の原因となる活性酵素のはたらきを抑える抗酸化作用があります。
ブルーベリー、ブドウ、リンゴなどフルーツの果皮や種子に多く含まれます。
また、カカオやウーロン茶、緑茶などにも含まれるので、意識すればいろいろな食べ物から取ることが可能です。
ポリフェノールを意識して取ることで、更年期のエイジングケアに役立てましょう。
また、大豆イソフラボンもポリフェノールの一種です。
大豆を原料にしたおからや豆腐、豆乳などに多く含まれています。
大豆イソフラボンは、エストロゲンと構造が似ていることから、植物性エストロゲンとも呼ばれています。
エストロゲンとまったく同じではないですが、近いはたらきもあるので、40代、特に40代後半の内側からのエイジングケアでは積極的に取りたい栄養素です。
食べ物で不十分ならエクオールサプリメントもおすすめです。
なお、食べ物や飲み物、栄養素などの全般的な情報は、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」をご覧ください。
また、食べ物や飲料に関しては、次の記事も参考にしてください。
*カカオが豊富なダークチョコレートで美肌・健康とアンチエイジング!
5)40代もマスク生活による肌ダメージのケアが大切
2020年から新型コロナウイルス感染予防のためにマスク生活が日常となっています。
そのため、40代でもマスクによる肌荒れで悩む方が増えています。
実際、当社が2021年に実施したアンケートでも35.1%の方が、マスクによる何らかの肌トラブルを感じています。
<マスクによる肌荒れについてのアンケート>
マスクをつけることで起こる肌荒れなど、お肌にダメージを与える原因は主に5つあります。
- 素材によるダメージ
- マスク内が蒸れることで雑菌が繁殖
- マスクによる摩擦でお肌のバリア機能が低下
- マスクを外した際の肌の乾燥
マスクの汚れ
だから、40代もマスクによる肌ダメージを予防するスキンケアやエイジングケアが大切です。また、お肌に優しいマスク素材を選ぶことが大切です。
<参考動画>
マスク肌荒れの原因とは?~皮膚科医に聞くマスク肌荒れ PART1~
<参考記事>
*マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア
*マスク生活に使いたいクレンジング料!擦らず落とせるおすすめは?
*マスク生活になって半年、あなたは敏感肌になっていませんか?
<第9章のまとめ>
40代後半から50代半ばは、更年期。
女性のお肌や体はそんな更年期の影響を受けます。
多くの女性が閉経を迎え、女性ホルモンが減ってしまうことで、乾燥肌、肌荒れ、お肌のハリやツヤが減ってしまうなどを経験します。
そんな更年期は、スキンケアだけではなく、十分な睡眠や栄養素による内側からのエイジングケアが大切です。
また、2020年から続くマスク生活による肌荒れ対策も必要です。
10.まとめ
40代のエイジングケアについてさまざまな観点からその対策について考えてきました。
また、エイジングケア化粧品の選び方をご紹介しました。
さらには、オススメや人気、ランキングの高いアイテムをご紹介しました。
今では、40代になれば多くの方がエイジングケアを意識する時代になりました。
しかし、その言葉を知っていても、実際、どのようにエイジングケアを実践すればよいのか?
エイジングケア化粧品をどんなポイントで選べばよいのかなどは意外と知らない方も多いようです。
この記事は、そんな40代のエイジングケア世代の方のお役に立てるようにエイジングにともなう肌状態の知識からエイジングケア化粧品の選び方、さらには40代後半からさしかかる更年期とお肌の関係についても取り上げました。
ぜひ、この記事「40代だからこそ考えたいエイジングケア化粧品の選び方!」を、40代、そしてそれ以降のエイジングケアにお役立てくだされば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
文部科学省後援日本化粧品検定1級。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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